米Microsoftは、初心者向けのIoTに関するカリキュラム「IoT for Beginners」を、MITライセンスのもとオープンソースで7月9日(現地時間)にリリースした。
今回、リリースされたカリキュラムは、あらゆる年齢の学生がIoTの基本を学べるようになっており、IoTの知識がない学習者を想定した、12週間24レッスンを用意している。
同カリキュラムは、プロジェクトベースで構成されており、以下の項目が含まれる。
- レッスン前のウォームアップクイズ
- 文書によるレッスン
- ビデオ
- 知識チェック
- 構築するプロジェクト
- インフォグラフィック、スケッチノート、およびビジュアル
- 課題
- 宿題
- レッスン後の小テスト
- Microsoft Learnで知識を深める機会
レッスンはグループ化されており、デバイス、センサー、アクチュエーター、クラウド接続を含むIoTの概要に関する解説に始まり、自動給水システムを制御するためのデジタル農業とフィードバックループや、IoTを使用して在庫レベルを管理するスーパーマーケットなど、IoTのユースケースを深く掘り下げることができる。
そのほか、学習にはWioターミナルを備えたArduinoのマイクロコントローラ、またはRaspberry Piのシングルボードコンピュータを使用するほか、仮想ハードウェアによる学習にも対応している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です