SvelteKitでは、アセットとページのBrotli圧縮を簡単に行えるprecompressオプションが@sveltejs/adapter-staticに追加されたほか、同時実行モードにおいてページが並行してプリレンダリングされるようになっている。また、ページのパフォーマンスを向上させるべく、CSSがJavaScriptの前に自動的に含まれるようになり、Service Worker登録を無効にして、独自のカスタム登録を可能にする構成オプションの追加などが行われた。
ほかにも、「Svelte 3.44.3」がリリースされ、バインディングとループコードにおけるいくつかのバグが修正されるとともに、Svelte Language Toolsにおける「Svelte 3.41」からのthen/catchショートハンドと、TypeScriptのgoto機能がサポートされている。また、Svelte REPLでは、保存されたREPLを削除できるようになった。