Google Cloud Managed Service for Prometheusを使用することで、独自のPrometheus互換アグリゲータを実行する際の大きな問題となる、長期ストレージの手動シャーディングが不要になり、すべての指標について2年間の保持ポリシーが提供される。
価格設定は単純かつ予測可能であり、コンテナが稼働して指標データを送信している間だけ料金が発生し、コンテナを頻繁にスケールアップまたはスケールダウンする水平ポッド自動スケーリングといった機能は不要になり、費用対効果の高い監視を実現する。
さらに、Cloud Monitoring内で指標の名前と名前空間によってPrometheusの取り込み量を簡単に区別でき、コスト削減に役立てられるほか、既存のPrometheusコレクション展開の再利用か、マネージドコレクションへの切り替えを選べるようになっている。
ほかにも、Cloud Monitoringと同じテクノロジとバックエンドに基づいて構築されているので、Prometheus指標でもCloud Monitoring内で利用可能なダッシュボード、アラート、およびSLOモニタリングで使用でき、GKE指標、ロードバランサ指標などとともにグラフ化することが可能になる。