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社会人エンジニアの利用頻度が高い転職チャネル、「求人媒体」が最多に

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 レバテックは、同社が運営するITエンジニア特化型転職支援エージェント「レバテックキャリア」が、社会人エンジニア300名を対象に実施した、ITエンジニアの転職チャネルに関する調査結果を5月10日に発表した。同調査は、2月8日~13日の期間に行われている。

 調査対象者に、もっとも利用頻度の高い転職チャネルを尋ねたところ(複数回答)、「求人媒体」(27.4%)がもっとも多く、「転職エージェント」(23.2%)、「スカウト」(16.9%)がそれに続いた。

 自社開発企業に勤めるエンジニアでは、「求人媒体」(30.4%)の利用頻度が最多となり、以下「転職エージェント」(19.6%)、「スカウト」(17.9%)がそれに続いている。また、「採用イベント」(4.5%)がもっとも少なかった。

 SIerに勤めるエンジニアでは、「求人媒体」(25.8%)と「転職エージェント」(25.3%)がほぼ同率で最多となっており、以下「スカウト」(16.7%)が続いている。また、他の業態と比較して「友人や知人からの紹介(リファラル)」(16.2%)の割合が高かった。

 SES/派遣企業に正社員として所属するエンジニアでは、「求人媒体」(27.9%)や「転職エージェント」(24.3%)が上位を占める一方、「企業HPやSNSなどからの自己応募」(7.9%)の割合が他の業態よりも低い。

 受託開発企業に勤めるエンジニアでは、「求人媒体」(27.2%)がもっとも多く、以下「転職エージェント」(22.1%)、「スカウト」(14.7%)が続いている。

 社会人エンジニアが転職活動で利用するチャネルを、経営や事業開発などに興味がある「ビジネス志向」、開発するサービスの社会的意義を重視したい「プロダクト志向」、技術力の向上や好きな技術を追求していきたい「技術志向」、組織づくりや文化づくりに興味がある「マネジメント志向」の、4つの志向別で比較すると、志向性によって利用チャネルが異なることが明らかになった。

 「ビジネス志向」では、他の志向性よりも「友人や知人からの紹介/リファラル」(18.8%)の割合が高い一方、「企業HPやSNSなどからの自己応募」(6.3%)や「採用イベント」(3.6%)はごく少数となっている。

 「プロダクト志向」では、「企業HPやSNSなどからの自己応募」(13.2%)や「採用イベント」(11.8%)の割合が他の志向性よりも高い一方で、「友人や知人からの紹介(リファラル)」(9.6%)が1割を切った。

 「技術志向」では、「求人媒体」(28.2%)が最多となり、以下「転職エージェント」(20.5%)、「スカウト」(16.7%)が続いている。

 「マネジメント志向」では、「求人媒体」(28.3%)が「技術志向」とほとんど変わらないものの、「転職エージェント」(26.8%)は他の志向性と比較してもっとも多かった。

 転職活動において、利用してよかったチャネルを尋ねた質問(複数回答)では、「友人や知人からの紹介(リファラル)」(34.3%)が最多となり、以下「求人媒体」(32.5%)、「転職エージェント」(25.9%)が続いている。

 年収別での比較では、年収400万円以上500万円未満では「求人媒体」(36.7%)、年収500万円以上600万円未満では「求人媒体」(27.3%)と「転職エージェント」(27.3%)、年収600万円以上800万円未満では「転職エージェント」(44.7%)、年収800万円以上1000万円未満では「友人や知人からの紹介(リファラル)」(61.1%)が、それぞれもっとも多かった。

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