変化の激しいWeb業界で求められる「判断力」を伸ばすために
──今後インターンを通してどのようなエンジニアを育てていきたいですか? また、どのようなエンジニアが現場で求められると思いますか?
鈴木:Tech Visionにも繋がるのですが、みんなでともに信頼して作れるエンジニアを育てていきたいです。なので、エンジニアとしてお互いが謙虚であることや、相手を信頼することでよりパフォーマンスの高い組織になっていくと考えています。まずそういうことを意識できる人たちを育てたいと思っています。
もちろんベースとして、テクニカルなスキル、つまり何の言語でかけるとか、こういうAPIが作れるとかも大事です。でも、実際にもっと事業の中で価値を届け続けるためにただ言われたことをやるのではなく、自分で何を作るべきかを考えて、なぜそれを作るのかを本質的に捉え、判断をしていくことが大切だと思っています。
判断力を長期的に伸ばせる人たちを現場は求めているし、そういう人たちを育てたいと思っています。そのため、課題に対して自分で経験して、そのフィードバックを受けて学んで作れる、「フルサイクルエンジニアリング」の中ですべてのプロセスに関わりながら、自分の判断力を徐々に高めていき、価値提供を続けられるエンジニアを育てていきたいです。
──今後のエンジニアの成長面や育成面で取り組んでいきたいことを教えてください。
鈴木:取り組んでいることは2つあります。1つ目は技術力評価会、2つ目は社内コミュニティでの相互補完です。
「技術力評価会」は、チームを横断したエンジニア間の相互の評価制度です。半期ごとに評価が実施されており、定期評価・スキル評価の双方から総合的に判断しています。評価会では昇給・昇格の評価軸の1つである能力(エンジニアであれば技術力)を評価しています。能力は、成果物だけをみて評価するのではなく、成果物を通した被評価者の考え方を技術力として評価しています。
技術力評価会では、現場で開発することによって鍛えられる判断力や考え方などの「現場開発での学び」に対して、他チームのメンバーからフィードバックを与えることで、さらにその学びを深めて広げていきます。そして、継続してスキルを伸ばしていく取り組みを行っています。
2つ目は、社内のコミュニティの中で相互に補完できる仕組み作りです。新卒エンジニアメンバーのスキルと現場が求めるスキルレベルにギャップがある場合、社内のコミュニティの中で相互に補完できる仕組みを作っています。
ただ基本的には、何かを作ってみてそれがどうなったかフィードバックを受け取るサイクルのスタイルに早くなれるためのサポートは、もう少しやっていきたいと思っています。
ある仕組みをユーザーに提供するときに、さまざまな部分を横断的に変更したい場合があります。そのため、次世代のエンジニアにとって専門性の高さは現段階ではそこまで本質的なことではないです。エンジニアの育成面で言うと、ある機能を価値としてユーザーに届けるためにも、まずは好き嫌いをせずチームとして動くことを意識してもらえるようにサポートしていきたいです。
──現場エンジニアの方と積極的に関わって作り上げていける素敵なインターンだと思いました。鈴木さん、瀬尾さん、貴重なお話をありがとうございます!
