エンジニアが自動運転システムの開発に携わるということ
自動運転車の開発に携わる醍醐味の第一は、「自分の技術力で世界を変えられること」と青木氏。幸せな人たちを世の中に増やすために、売れる車を作っていきたいという。LLMを活用した自動運転車の開発に取り組んでいるのは、英国のスタートアップWayveとテスラの2社ぐらいだ。つまりLLMを活用した自動運転技術は、世界でも最先端の技術領域だ。「自分の頑張り次第で、人類の進展が1年、もしくは2年早まるかもしれない。10年後にはできるはずだが、今は実現していないギリギリの技術に携わるのは、エンジニアならワクワクすると思います」(青木氏)
第二に多くの人の命に直面するプロダクトに携われること。「そこもエキサイティングだと思います」と青木氏は語った。このワクワクが止まらない自動運転技術の開発に欠かせないのが、ソフトウェアエンジニアやAIエンジニアの活躍である。
「自動車業界では、今後、ソフトエンジニアやAIエンジニアが求められていくことは間違いありません。ですが完成車メーカーの花形はやはり機械系というのは変わらないと思います。でも、チューリングはトップがソフトウェアエンジニアなので、どんなエンジニアでも存分に活躍することができます」(青木氏)
その他にも、取り組むべき技術的課題はまだまだある。マルチモーダルLLMを活用したAI基盤モデルを物理的な制約に収まるように小型化することもその一つだ。しかし、近い将来、ハンドルのない完全自動運転車の実現に向け、「We Overtake Tesla」を合い言葉に、チューリングは走り続ける。
