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Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発

【第4回】OpenOCD


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トラブルシューティング

 OpenOCDはネット上ではかなりポピュラーだと思いますが、まとまった解説があまり無いので、使うまでにある程度の試行錯誤が必要になりました。

筆者が今までに遭遇したトラブル

 ここで、筆者が今までに遭遇したトラブルとその対処方法を書き留めておこうかと思います。

ディレイ時間

 MacOSXで起こったトラブルです。先のコンフィグレーションファイル中にあった、jtag_speedを早めに設定したためにデバッグ時にうまくブレイクしないという不具合がおきました。jtag_speedの値を大きくとって解決しました。

起動しない

 症状:最新バージョンのOpenOCDを使ったところ、LPC2000であることは認識しているみたいなのですが、ソフト自体は起動しませんでした。

 対策:非常に消極的な対策ですが、OpenOCD自体を元のバージョンに戻しました。次のバージョンに期待したいと思います。

リセット端子の振る舞い

 コンフィグレーションファイルでは既に対策してありますが、リセットのモードを合わせないとワーニングが出ます。実害はありませんが、気持ちが悪いのできちんと合わせるようにしました。

予告

 次回は、引き続きEclipseを取り上げたいと思います。これでホスト側の設定はできあがりです。

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この記事の著者

大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、首都大学東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/3714 2009/03/17 13:37

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