Windows Serverのインスタンスに接続
それでは、起動したWindows Serverにリモートデスクトップ接続してみましょう。
まず、先ほどダウンロードした「ショートカットファイル」をダブルクリックします。図19のようなウィンドウが開くので、[接続]をクリックします(画面解像度の設定など、必要に応じて[詳細]からオプションを選択・設定してください。)。
リモートコンピュータからの証明書が、Amazonによる自己証明書のため、図20のような警告画面が表示されます。ここでは、[はい]をクリックします。
すると、図21のようなログイン画面が表示されます。[User name]に「Administrator
」、[Password]に「先ほど取得したパスワードの文字列」を、それぞれ入力してください。
正しいユーザー名とパスワードが入力されれば、認証・ログインが成功し、見慣れたWindowsのデスクトップ画面が表示されます。
これで、自分だけのWindows Serverが動き始めました。ここからは、通常のWindows OSを使うのと同じように、どんなソフトウェアでもインストールしたり、設定したりすることが可能です。また、どれだけ使っても、(smallインスタンスであれば)1時間ごとに十数円払うだけです。
ただし、Amazon EC2で稼動可能なWindows Serverは、英語版のOSなので、このままでは日本語が利用できません。そこで引き続き、日本語が使える状態にする方法を紹介していきます。