Windows Server上での日本語化設定
では、4ページ目と同じ手順で、Windows Serverにリモートデスクトップ接続してみましょう。
Windows Server接続後、マイコンピュータを確認すると、Eドライブに先ほどAttachしたEBSボリュームが接続されていることが確認できます。
では、図30のように[Control Panel]-[Regional and Language Options]と選択していきます。
図31のような「Regional and Language Options」ウィンドウが開きます。[Language]タブを開き、[Install files for East Asian languages]にチェックを入れます。
[Install files for East Asian languages]にチェックを入れると、インストール確認ダイアログ(図32)が表示されるので、[OK]をクリックします。
続いて[Advances]タブを開き、「Language for non-Unicode programs」のプルダウンから[Japanese]を選択します。さらに、画面下部にある[Default user account settings]にもチェックを入れます。
デフォルトユーザー設定変更ダイアログ(図34)が表示されるので、[OK]をクリックします。
最後に、「Regional and Language Options」ウインドウの最下部にある[OK]をクリックすると、インストールが開始されます。
インストール中、CD-ROMを求められます。[Browse]ボタンをクリックして、EBSボリュームにある「E:\Disc1\I386」を選択し、[OK]をクリックします。
ファイルのコピーが完了すると、再起動を求められるので、[Yes]をクリックして再起動します。なお、再起動には少し時間を要します(数十秒~数分程度)。
Windows Serverの再起動後、言語バーで日本語が選択できるようになっていることが確認できます。
表示フォーマットの設定
続いて、表示フォーマットの設定を行います。先ほどと同じ要領で、コントロールパネルから「Regional and Language Options」を開いてください。
「Regional and Language Options」ウインドウが表示されたら、[Regional Options]タブを開き、「Standards and formats」のプルダウンで[Japanese]を選択、「Location」のプルダウンで[Japan]を選択します。ちなみに、この時点で「Long date」が日本語で表示されていることが確認できます。
続いて、[Languages]タブを開いて[Details]をクリックします。図40のような画面が表示されるので、「Detail input language」のプルダウンから[Japanese - Microsoft IME Standard 2002 ver. 8.1]を選択し、[OK]をクリックします。
最後に、「Regional and Language Options」ウィンドウ最下部の[OK]ボタンをクリックすれば、設定は完了です。
Windows Serverで日本語が使えるか確認
では、実際に日本語が使えるようになったか、Windows Serverでブラウザ(IE)を起動させて確認してみましょう。
図41のとおり、問題なく日本語の表示や入力が可能となっています。ここまでで、日本語に関する設定は完了です。