Shoeisha Technology Media

CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

Accessデータをグラフ化するWPFアプリケーションを作る

ComponentOne Studio Enterprise 2008J(SP2)のChart for WPFコンポーネントで華麗なグラフを表示(その3)

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2009/11/19 14:00

 Chart for WPFコンポーネントは、WPF(Windows Presentation Foundation )のデータ連結機能にも対応しており、データベースファイルに接続して、テーブルにあるデータをグラフのデータソースに使うことができます。そこで今回は、売り上げデータを格納しているMicrosoft Office Accessのテーブルから、データを取得してグラフ化するアプリケーションを作成しました。

目次

はじめに

 Chart for WPFコンポーネントは、WPF(Windows Presentation Foundation)の持つ機能の1つであるデータ連結機能にも対応しており、ADO.NETアプリケーションのようにデータベースファイルに接続して、テーブルにあるデータをグラフのデータソースに使うことができます。

 そこで今回は、売り上げデータを格納しているMicrosoft Office Access(以下、Access)のテーブルから、データを取得してグラフ化するアプリケーションを作成しました。

Accessのテーブルにある「営業収入」と「営業費用」という2つのデータを
Accessのテーブルにある「営業収入」と「営業費用」という2つのデータを
グラデーションで塗りつぶした縦棒グラフにする
グラデーションで塗りつぶした縦棒グラフにする

対象読者

 Visual Basic/Visual C# 2008を使ってプログラムを作ったことのある人

必要な環境

 Visual Basic 2008、Visual C# 2008、Visual Studio 2008でプログラムが作れる環境。なお、本プログラムはWindows Vista上で動作するVisual Studio 2008を使用して作成し、動作確認を行っています。

プログラム実行時の注意事項

 Chart for WPFを使って作成したアプリケーションを配布する場合、Chart for WPFのアセンブリファイルを添付する必要があります。これは、Common Language RuntimeのDLLをアプリケーションと一緒に配布するのと同じです。アプリケーションを正常に動作させるためには、次のファイルをインストールする必要があります。

必須インストールファイル
ファイル 内容
C1.WPF.C1Chart.dll C1WPFChartコントロール

 このファイルを、プログラムを実行するフォルダに格納します。.NET Framework 3.0/3.5から追加されたクラスやメンバを使用しているので、.NET Framework 3.0/3.5以上のバージョンの.NET Frameworkがインストールされていることが、必須条件です。

 また、本アプリケーションではAccessのデータベースファイル「収支報告.mdb」からデータを取得しますので、プログラム実行ファイルと同じフォルダに「収支報告.mdb」ファイルを置いてください。

コンポーネントのインストール

 はじめてChart for WPFコンポーネントを使用する方は、Visual Studio、Visual Basic、Visual C#の開発環境にComponentOne Studio Enterprise 2008Jをインストールする必要があります。

 インストーラは、グレープシティのWebページからダウンロードできます。製品ページの[申込フォーム]をクリックし、グレープシティのWebサイトへ必要情報を登録すると、添付トライアルライセンスキーファイルとダウンロードサイトを記載したE-Mailが送られてくるので、ここからダウンロードします。制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。

コントロールの追加

 ComponentOne Studio Enterprise 2008Jをインストールしたら、ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコンポーネントは、「WPFコンポーネント」のアセンブリ名が「C1.WPF.C1Chart」のコンポーネント「C1Chart」です。

アセンブリ名が「C1.WPF.C1Chart」のコンポーネント「C1Chart」を選択する
アセンブリ名が「C1.WPF.C1Chart」のコンポーネント「C1Chart」を選択する

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • 瀬戸 遥(セト ハルカ)

    8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

バックナンバー

連載:ComponentZine(ComponentOne Studio)

もっと読む

All contents copyright © 2005-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5