Flex Builder 3編
インストール
ここでは60日間無償体験版を使用します。ダウンロードサイトから以下の手順でインストールをおこなってください。なお、ダウンロードにはAdobe IDが必要になるため、お持ちでない方は作成後、以降の手順に進んでください(インストール方法の詳細解説『試してみよう! FlexではじめるRIA開発 』)。
- ドロップダウンメニューから「日本語 | Windows」を選択し、「ダウンロード」をクリックしてインストーラをダウンロード
- インストーラを実行(以下インストーラに従う)
ライブラリのインストール
デモアプリケーション(AIR版)の中でJPEG形式の画像を保存するために、外部のライブラリをインストールする必要があります。
ダウンロードサイトから以下の手順でインストールをおこなってください。
- 「corelib-.90.zip」をクリックしてアーカイブをダウンロード
- ダウンロードしたアーカイブを任意の場所へ展開(ここでは「C:\flex_libs\corelib-.90」として展開しました。)
ここでインストールしたファイルを、プロジェクト作成時に読み込みます。
確認
正常にインストールできたか、実際に小さなプログラムを実行して確認してみましょう。
Flex版
- メニューから「ファイル→新規→Flexプロジェクト」の順で選択してウィザードを開く
- プロジェクト名を入力し、「アプリケーションの種類」で「Webアプリケーション」を選択して終了
- エディタで開いた「HelloWorld.mxml」に添付ファイルの内容をそのままコピーし保存(※サンプルファイル)
- メニューから「実行→HelloWorld を実行」の順で選択してアプリケーションを実行
ブラウザが起動され、「Hello world!」と表示されればOKです。
AIR版
- メニューから「ファイル→新規→Flexプロジェクト」の順で選択してウィザードを開く
- プロジェクト名を入力し、「アプリケーションの種類」で「デスクトップアプリケーション」を選択して次へ
- 出力フォルダは変更しないのでそのままにして次へ
- ライブラリを読み込むため、ソースパスのタブを開き「フォルダの追加」でライブラリのパスを入力して終了(さきほどインストールした場所に合わせ「C:\flex_libs\corelib-.90\corelib\src」と入力します。)
- エディタで開いた「HelloWorldAIR.mxml」に添付ファイルの内容をそのままコピーし保存(※サンプルファイル)
- メニューから「実行→HelloWorldAIR を実行」の順で選択してアプリケーションを実行
AIRアプリケーションが起動され、「Hello world!」と表示されればOKです。
サーバ側設定
ここでは変更するであろうサーバ側での設定項目を説明します。(以降「C:\blazeds_turnkey_3-0-0-544\tomcat」を「tomcat」とのみ表記します。)
ユーザ登録
認証に使用するロール(役割)とそれぞれのロールに属するユーザを登録します。ここで設定したロールは接続先登録で使用します。
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?> <tomcat-users> <role rolename="sb1user"/> <role rolename="sb2user"/> <role rolename="sb3user"/> <user username="user11" password="pass11" roles="sb1user"/> <user username="user12" password="pass12" roles="sb1user"/> <user username="user13" password="pass13" roles="sb1user"/> <user username="user21" password="pass21" roles="sb2user"/> <user username="user22" password="pass22" roles="sb2user"/> <user username="user31" password="pass31" roles="sb3user"/> <user username="user00" password="pass00" roles="sb1user,sb2user,sb3user"/> </tomcat-users>
接続先にアクセスできるロールを追加したいときには<role>
タグを、ユーザの追加をしたいときには<user>
タグに追加したいロールを含めて追記してください。また、このファイルはTomcatが自動で更新をします。タグの順序が上記を異なっている可能性があることをご了承ください。
接続先登録
各クライアントの接点となる接続先を登録します。mxml上のドロップダウンメニューの内容と対応します。<service>
タグの中、<default-channels>
のあとに追記してください。
</default-channels> <destination id="sb-1"> <security> <security-constraint> <auth-method>Custom</auth-method> <roles> <role>sb1user</role> </roles> </security-constraint> </security> </destination> ~ 中略 ~ </service>
接続先を追加したいときには<destination>
タグを、接続先へアクセスできるロールを追加するときには<role>
タグを追記してください。