はじめに
ASP.NET 2.0は1.xにくらべて非常にプログラミングが楽になっています。いわゆるノーコーディングプログラミングです。本稿では、それをさらに推し進めるためのクラスを作ってみましょう。
対象読者
ASP.NETで開発をされている方。興味のある方。
必要な環境
まずは簡単な画面を作成してみよう
簡単なObjectDataSource
を利用した画面を作るために、2乗を返すという簡単なクラスを作成してみましょう。
public class Power { public double Exec(int value) { return System.Math.Pow(value, 2); } }
Public Class Power Public Function Exec(ByVal value As Integer) As Double Return System.Math.Pow(value, 2) End Function End Class
ObjectDataSourceの設定
このクラスを利用するためのObjectDataSource
を設定します。
次に、このデータソースを利用するDetailsView
を設定します。
これで設定は終わりです。
実行してみよう
さて、まずは実行してみましょう。
URLを「http://localhost:2582/cs/default.aspx?id=10」のようにQueryString
でid
の値を設定します(ただし、実際のURLは若干異なる場合があります)。
id
に指定した「10」が2乗され、無事「100」が表示されました。このように簡単な内容であれば、ASP.NETの.aspxファイルは一切手書きコードなしで作成することができます。