Windows Azure Platformの価格体系
Windows Azure Platformは、基本的には従量課金制となっており、利用したコンピューティング時間、ストレージ容量、トランザクション回数などに応じて課金されます。
従量課金の通常プラン(「Consumption」プラン)に加えて、「Introductory Special」「Development Accelerator Core」「Development Accelerator Extended」という期間限定の3つのプランがあります。なお、MSDN Premium サブスクリプションを契約している場合には、別途特典が用意されています(コラム「MSDN Premium サブスクリプションの特典」を参照)。
「Introductory Special」プランは、無料のお試しプランで、一定期間Windows Azure Platformの各サービスを無料で使用することができます。
「Development Accelerator Core」「Development Accelerator Extended」の2つのプランは、従量課金に対して40%ほどディスカウントされたセット価格のプランです。
これら各プランの料金や内容については今後変更される可能性もありますので、Windows Azure Platformの公式サイトから最新内容を確認するようにしてください。
Windows Azure Platformのメインページから、メニュー[Offers]をクリックします。すると、図4にあるようにPricing Infoページが表示されます。
このページ上では、表示する通貨がドロップダウンリストから変更できますので、円単位で表示するために「Japan」を選択します。次に、「Windows Azure Platform Offer Comparison Table」の表示の右横にある[Details]ボタンをクリックします。すると、図5にあるように、英語ページではあるものの料金表示は円単位となっているWindows Azure Platformのプラン別の比較表が表示されます。
さらに、もっと詳しくWindows Azure Platformの利用に関するコスト計算をしたいと思われるなら、Windows Azure Platformのメインページから、メニュー[Offers]-[TCO Calculator]をクリックして、図6にあるようなTCO and ROI Calculatorというツールを使用することができます。このツール上で自分たちのサービスの予想される規模や利用状況に合わせてパラメータを設定することにより、大まかな利用金額を算定することができます。
MSDN Premium サブスクリプションを契約している場合、Windows Azure Platform MSDN Premium プランという特典プランが利用できます。
プランの申込みから8か月間、一定の範囲内における利用であれば、無料でWindows Azure Platformの各サービスを利用できます。また、無料分を超えた分については、MSDN Premium 料金という通常よりもいくらかディスカウントされた料金が適用されます。
詳細については、Windows Azure Platform MSDN Premium プランを確認してください。