400万行のコードをわずか15分で解析
競合製品と比較した場合のUnderstandの優位性について福永氏に聞くと「解析スピードが速いことです。『Doxygen』との比較検証で、およそ400万行あるFirefoxのコードを解析した場合、Doxygenが2時間かかったのに対して、Understandはわずか15分でした。それから、日本語化と弊社のヘルプデスクによるサポートも優位性の1つです」と話した。
Understandのエディションは3種類あり、ライセンス形態はノードロックライセンスとフローティングライセンスがある。フローティングライセンスであれば、ライセンス数に応じたチームでの利用も可能だ。「Engineer Edition」は、グラフィカルビュー表示・基本メトリクスなどの基本的な解析に対応し(ノードロックライセンスのみ)、「Pro Edition」は、より高度な解析が可能となっている。最上位の「Analyst Edition」は、Understandが提供するPerl APIを使ったスクリプト作成機能に対応しており、バッチ処理による解析に最適なエディションとなっている。
最後に福永氏は「いちばん利用者が多いのがPro Editionです。担当者様の決裁範囲で買える価格ですし、一度使っていただければ病み付きになると評価をいただいていまして、グループの方が1人導入すると、同じグループのほかの方も導入されるといったリピートオーダーが非常に多いです。現在は組込み系のお客様が中心ですが、オフショア開発などでの外注管理や社内のコラボレーションが必要とされるエンタープライズ系のお客様にも、ぜひ使っていただきたいです」とアピールした。
テクマトリックスのサイトでは現在、機能制限なしの全エディションを15日間無料で試せる体験版をダウンロードできるので、これらの機能をぜひ試してみて欲しい(なお、ダウンロード画面では、氏名・会社名・メールアドレスなどの簡単な情報入力が必要)。