11. 項目の選択を解除する
単一の項目の選択を解除するには、ItemsプロパティのIsSelectedプロパティをFalseに設定します。また、すべての選択を解除するにはUnselectAllメソッドを使用するかSelectedIndexプロパティに-1を設定します。SilverlightではUnselectAllメソッドは使用することができないため、SelectedIndexプロパティを使用します。
下記は、単一項目の選択の解除と、全選択解除をする例です。
'[3番目の選択を解除]ボタンクリック時の処理 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles Button1.Click '3番目の項目を選択解除する DirectCast(ListBox1.Items(2), ListBoxItem).IsSelected = False End Sub '[全選択解除]ボタンクリック時の例 Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles Button2.Click '全項目の選択を解除する ListBox1.SelectedIndex = -1 End Sub
private void button1_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { // 3番目の項目を選択解除する ((ListBoxItem)listBox1.Items[2]).IsSelected = false; } private void button2_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { // 全項目の選択を解除する listBox1.SelectedIndex = -1; listBox1.Focus(); }
単一の項目の選択解除をするにはIsSelectedプロパティにFalseを設定する。全項目の選択を解除するにはUnSelectAllメソッドを使用するか、SelectedIndexプロパティに-1を設定する。ただし、SilverlightではUnSelectAllメソッドは提供されていないのでSelectedIndexプロパティを使用する。
12. 項目を挿入する
項目を挿入するには、ItemsプロパティのInsertメソッドを使用します。Insertメソッドの第1引数には挿入位置(インデックス)を、第2引数には挿入する項目を指定します。
下記は[項目を挿入]ボタンをクリックすると、4番目(インデックスが3)の位置に「ブドウ」を挿入します。
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) '4番目(インデックスが3)の位置に「ブドウ」を挿入する ListBox1.Items.Insert(3, "ブドウ") End Sub
private void button1_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { // 4番目(インデックスが3)の位置に「ブドウ」を挿入する listBox1.Items.Insert(3, "ブドウ"); }
項目を挿入するにはInsertメソッドを使用する。