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「PyCon JP 2011」レポート

「PyCon JP 2011」プログラム紹介
~Lightning Talks、Office Hour、Open Spaceも

「PyCon JP 2011」事前レポート(2)


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 PyCon JP 2011プログラム紹介の第二回となる今回は、CFPの中から選ばれたプログラムをピックアップしてご紹介します。また、メインとなるセッション以外にも、Office HourやOpen Spaceといった前回のPyCon mini JPにはなかったプログラムも存在しますので、それらの概要についても説明します。

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Pythonによる日本語自然言語処理

 プログラム担当の鈴木たかのりです。ここでは事前に行われたPyCon JP 2011投票で最も得票数の多かったセッション「Pythonによる日本語自然言語処理」について紹介します。

 このセッションのスピーカーはオライリー・ジャパンが出版している『入門 自然言語処理』の査読協力を行うなど、自然言語処理のエキスパートです。このセッションではNLTK(Natural Language Toolkit)というPythonベースの自然言語処理ライブラリを使用した日本語処理について導入部分を解説します。

 スピーカーの奥野 陽(nokuno)さんから以下のような意気込みのコメントをいただきました。

 自然言語処理でよく使われている言語はPythonと言われています(http://j.mp/pVFIFP)。難しくなりすぎず、かといって表面的なところで終わらないようNLPのエッセンスを伝えたいと思いますので、よろしくお願いします。
 

http://twitter.com/#!/nokuno/statuses/99350486662135808

 形態素解析などに興味のある方は、ぜひ本セッションを聞きに行ってみてはいかがでしょうか?

Pythonチュートリアル

 プログラム担当の遠藤です。ここでは私がスピーカーを務めるセッション「Pythonチュートリアル」について紹介します。

 開催時のホットなトピックがメインプログラムとなりがちですが、海外で開催されているPyConでは充実したチュートリアルが本編のプログラムとは別に用意されていることがあります。

 私が今年3月に参加したPyCon US 2011 Atlantaでは、会期前の2日間にチュートリアルだけを集めたプログラムが用意されていました。その中では、アルゴリズムの実装から広く使われているフレームワークの使い方までさまざまなチュートリアルセッションが用意されており、Pythonプログラムについて知識と経験を深める絶好の機会となっています。

 こうした背景から、PythonのチュートリアルセッションをCall for Paperで応募しプログラムに採用されました。このセッションでは、型、関数、クラスなどの基本や、Pythonならではのプログラミングについてハンズオン形式で学習を進めます。

 もしPythonを使ったことがなくても、Pythonをインストールしたノートパソコンを持参して参加してみてください! ただし、部屋のサイズに限りがありますので参加を考えている方はお気を付けください。

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この記事の著者

鈴木 たかのり(スズキ タカノリ)

PyCon JP 2016座長。 株式会社ビープラウド所属部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い、その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCo...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

遠藤 隆尚(エンドウ タカナオ)

Vettl Inc. CTO地ビール・サンクトガーレン湘南ゴールドとサーフィンのために日々働く。Google App Engineなどで全般的にPythonを使うかたわら、Erlang製のWebSocket Server Shirasu.wsを開発している。Twitter: @MiCHiLU ブログ: 湘南ぱいそん

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

杵渕 朋彦(キネブチ トモヒコ)

一介のプログラマ。エンタープライズなところで仕事をしていて普段はJavaを使っている。Pythonは個人の活動で使用している。主に言語そのものや理論に興味があり、CPython 3.2ソースコードリーディングスタート代数を開いている。Twitter: @cocoatomo

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/6101 2011/08/18 20:01

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