使用したマクロの機能
今回紹介したマクロの機能を簡単に説明します。詳しくはヘルプを参照してください。
- define-macro:マクロを定義します。returnでCurlSourceオブジェクトを返却しマクロ呼び出しの箇所に置換されます。
- expand-template:Curlソースコードを表すテキストをCurlSourceオブジェクトに変換します。
- identifier:マクロの入力パターンの1つです。任意の識別子に使用します。
- token:マクロの入力パターンの1つです。リテラル、式、演算子に使用します。
- macro-env:manifestやpackageのメタデータを取得することが可能です。
- bounded-comma-sequence:カンマ区切りの繰り返しを宣言します。
- OperatorKind:Curl ソース パーサーでサポートされている演算子です。文字列からCurlSourceを作成するより処理速度が速い
まとめ
基礎編では、マクロを利用してデバッグトレースを出力する方法を紹介しました。マニフェストと関連づけることで業務APに修正をかけずにデバッグトレースの内容を変えることも可能なため、かなり有効ではないでしょうか。応用編は、マクロの構文解析機能について紹介します。