クラスのインスタンス数の計測
ライブオブジェクトビューには、クラスのその時点でのインスタンス数と、作成された累計のインスタンス数が常に表示されています。
また、プロファイルビューの実行中のアプリケーションを選択した状態で[メモリのスナップショット]ボタン()をクリックすると、メモリのスナップショットがキャプチャされ、実行中のアプリケーションの下に表示されます。
これをダブルクリックすると、メモリのスナップショットビューが表示されます。このビューには、スナップショット作成時点で存在していたクラスのインスタンス数と、それらが使用していたメモリの量が一覧表示されています。プロファイル開始時のダイアログで「メモリのプロファイリングを有効にする」のチェックを外した場合、または、「ライブメモリデータを監視」のチェックを外した場合は、ライブオブジェクトビューと[メモリのスナップショット]ボタンは使用できません。
パフォーマンス計測
「プロファイル」ビューの実行中のアプリケーションを選択した状態で[パフォーマンスのプロファイルをキャプチャ]ボタン()をクリックすると、パフォーマンスのプロファイルがキャプチャされ、実行中のアプリケーションの下に表示されます。
これをダブルクリックすると、パフォーマンスのプロファイルビューが表示されます。このビューには、アプリケーションで実行された処理の回数とそれらにかかった時間が一覧表示されています。実行時間の長いメソッドや実行回数の多いメソッドを見つけてチューニングを行ったり、無用な呼び出しによって想定以上に実行回数が多くなっているメソッドを見つけたりする場合に役立ちます。プロファイル開始時のダイアログで「パフォーマンスのプロファイリングを有効にする」のチェックを外した場合、[パフォーマンスのプロファイルをキャプチャ]ボタンとパフォーマンスのプロファイルビューは使用できません。
終了
プロファイルビューで実行中のアプリケーションを選択し、[終了]ボタン()をクリックすると、プロファイルは終了します。
プロファイル終了後も、キャプチャしたメモリのスナップショットやパフォーマンスのプロファイルは参照できます。これらは、[削除]ボタン()をクリックするとリストから削除されます。