クラウドサービスへのシングルサインオン ～ Salesforceとの連携

OpenAMで始めるシングルサインオン（4）

事前準備

　まずは、Salesforce Developer Editionを使用するための手続きを行います。Salesforceをすでに利用している方は、そちらを使用しても構いません。SalesforceにSSOするには、Salesforceに「私のドメイン」を登録する必要もあります。「私のドメイン」を登録すると、Salesforceに対して、「https://［自社を識別する接頭辞］.my.salesforce.com」のようなURLでアクセスできるようになります。利用可能になるまでに1日程度の時間がかかりますので、先に申請しておいてください。

　手続きは次のとおりです。

Salesforce Developer Editionの登録

　DeveloperForceのページにアクセスします。

図3：DeveloperForceのトップページ

　「Developer Editionを入手」のリンクをクリックして、ユーザ登録を行います。

図4：DeveloperForceアカウント登録ページ

　正しい情報の入力が完了すると、登録したメールアドレスにパスワードをリセットするためのURLが記載されたメールが転送されます。メールに記載されたURLへアクセスしてください。

図5：DeveloperForceのトップページ

　「パスワード」「質問」と「回答」を入力し、「保存」ボタンをクリックします。

図6：SalesForceのトップページ

　これでSalesforce Developer Editionが使用できるようになりました。

「私のドメイン」の申請

　「管理者設定」「組織プロファイル」「私のドメイン」をクリックします。

図7：私のドメインページ （1）

　ドメインを入力し、「使用な可能か調べる」ボタンをクリックします。

図8：私のドメインページ（2）

　使用可能であれば、契約条件を確認して「同意します」にチェックを入れて、「ドメインの登録」ボタンをクリックします。

　これによりドメイン名が決定します。その後、Salesforceからドメインの利用が開始できるようになった旨の通知メールが来るので、内容を確認し以降の設定を行います。前述の通り、利用可能になるまでに1日程度の時間がかかります。