もう一人の助っ人:コード・カバレージ
単体テスト・エクスプローラにはもう一つ、お助け機能がついてます。[実行]-[コード・カバレージの分析]を選択すると、ビルド/実行に併せて一連のテストとテスト対象に対してコードの各行を通過した割合を教えてくれます。親切なことにエディタ上で色分けまでやってくれますね。
テスト実行の結果、通過していない行があるということはテストが足りてないあるいは不要なコード片が存在することを示しています。TestFirst/TDDによる実装ならまずテストを書き、そのテストが成功するようコードを実装するのでテストが足りてないことはありえないのですが、既存コードの動作検証と将来の変更/拡張の前準備のためにテストを後付けする場合には、漏れ/抜けのないテストの一揃いを用意するためにカバレージ測定機能が役に立つことでしょう。