SQLデータベースメトリックスのサポート
各SQLデータベースリソース上に提供されている新しい『DASHBOARD』ビューを使用すると、SQLデータベースの接続の成功および失敗、またデッドロックの数をモニターできます。
さらに、データベースが『Linked Resource』としてWebサイトまたはクラウドサービスに追加されている場合、そのリンクされたSQLデータベースをモニターするメトリックスが、DASHBOARDで、Webサイトおよびクラウドサービスのメトリックスと一緒に表示されます。
仮想マシンの強化
Windows Azureポータルの最新リリースでは、仮想マシンの操作が使いやすくなるように改善しました。
WindowsおよびLinux VMにQUICK CREATE機能を統合
ポータルの『QUICK CREATE』機能を使用すると、簡単にWindowsおよびLinux VMを作成できます。
Windows VMテンプレートに加え、LinuxのイメージテンプレートもQUICK CREATEのUIから選択できるようになりました。
これにより仮想マシンがたった数秒で非常に簡単に作成できます。
Webサイトの強化
以前のリリースでは、ユーザーは最初のサイトを作成するときに1つの地域を選択しなければなりませんでした。その下に作成するサイトも同じ地域でしか作成できませんでした。この規制を削除したため、いつでもどこの地域にでもサイトを作成でき、各サポートされた地域で10個の無償サイトを持てます。
最近追加されたのが、『East Asia』地域です。現在では、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアに同時にサイトをデプロイできます。
プライベートGitHubリポジトリのサポート
先週から、プライベートのGitHubおよびBitBucketリポジトリ(以前はパブリックリポジトリ限定でした)からのWebサイトに対して、Gitベース継続デプロイメントがサポートされるようになりました。
クラウドサービス機能の強化
Windows Azureポータルの最新リリースでは、クラウドサービスの操作が使いやすくなるように改善しました。
Windows Azureストレージアカウントからクラウドサービスのデプロイ
Windows Azureポータルでは、Windows AzureストレージのBlobコンテナに保存されているアプリケーションパッケージや構成ファイルをデプロイできるようになりました。クラウドサービスデプロイメントを独自で作成したり、アップロードまたはアップデートしたりする時に、ストレージからアプリケーションパッケージをアップロードする機能が追加されました。アプリケーションパッケージや構成ファイルをアップロードしてクラウドサービスを作成する場合、アップロードダイアログを選択して、Windows Azureストレージアカウントからのアップロードを選択してください。
ストレージからアプリケーションパッケージをアップロードするには、『FROM STORAGE』ボタンをクリックして、ポータルの新しいBlobストレージエクスプローラから使用するアプリケーションパッケージと構成ファイルを選択してください。
クラウドサービスで有効にするWindows Azureキャッシュの構成
新しい非共有型キャッシュをクラウドサービスロール内でデプロイした場合、クラウドサービスデプロイメントのために、その構成タブでポータルのキャッシュ設定を構成することも可能になりました。構成のやり方は、Visual Studioでクラウドサービスを作成してキャッシュロールを追加する時の方法とほぼ同じです。ポータルでは、名前の付いたキャッシュの追加および削除、またその設定の変更もできるようになり、すべてがポータル内ででき、アプリケーションの再デプロイは必要ありません。