Media Servicesの強化
現在、Windows Azureポータル内から直接ビデオコンテンツをアップロード、エンコード、発行、再生できます。これにより、一切コードを書くことなく、非常に簡単にWindows Azure Media Servicesを開始し、タスクを実行できます。
Media Serviceで『CONTENT』タブをクリックするだけで、自分のMedia Serviceアカウントにあるすべてのメディアコンテンツがここに一覧化されます。
ポータルの『UPLOAD』ボタンをクリックすると、コンピュータから直接メディアファイルをアップロードできます。
これにより、ローカルのファイルシステムから選択したビデオファイルがWindows Azureへアップロードされます。アップロードが完了すると、ポータルの『CONTENT』タブからファイルを選択し、『ENCODE』ボタンをクリックして他のストリーミングフォーマットに変換できます。
ポータルには、簡単にメディアコンテンツを変換できるようにいくつかのエンコーディングフォーマットを用意しています。
エンコーディングを選択してOKボタンをクリックすると、Windows Azure Media Servicesがクラウド内のエンコーディングジョブを開始します(このために待機したり独自のエンコーディングサーバーを構成する必要はありません)。終了すると、『CONTENT』タブでビデオを選択し、コマンドバーで『PUBLISH』をクリックするとストリーミングエンドポイントが設定できます。
メディアファイルが発行されれば、公開URLにアプリケーションをポイントし、Windows Azure Media Servicesを使用してコンテンツを再生します。独自のストリーミングサーバーをセットアップしたり起動させる必要はありません。またファイルを選択してコマンドバーの『PLAY』ボタンをクリックすると、ポータル内で直接そのストリーミングエンドポイントを使用して再生できます。
これにより、Windows Azure Media Servicesを使って、エンドツーエンドのワークフローを、一切コードを書くことなく非常に簡単にテストできます。テストが完了すれば、当然ながら、非常に強力なクラウドメディアプラットフォームを土台に、スクリプトやコードを使用して自動化することができます。