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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(InputMan)

「InputMan」+「JPAddress」で楽々住所入力

Windows 8対応のInputMan for Windows Forms 7.0Jで高品位入力の実現

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郵便番号コントロール(GcPostal)のプロパティ設定

 画面へのコントロール配置が終わったら、郵便番号コントロールのAddressOutputプロパティの設定を行います。郵便番号コントロールは、入力された郵便番号から自動的に住所を検索してこのプロパティに設定したコントロールに設定します。

図3 AddressOutputプロパティ設定
図3 AddressOutputプロパティ設定

 それではこの状態で一度実行してみましょう。Visual Studioで[デバッグ]‐[デバッグ開始]メニューをクリックして実行すると、デザイナでデザインしたのと同じ画面が表示されます。

図4 アプリ起動直後の画面
図4 アプリ起動直後の画面

 このあたりは、Visual Studioで開発するのであれば簡単に手に入る手軽さです。では郵便番号欄に郵便番号として、「100-0001」を入力して住所を検索してみましょう。

図5 郵便番号から住所変換の確認
図5 郵便番号から住所変換の確認

 起動して空欄の画面が表示されたら、郵便番号欄に郵便番号を入力します。「100」まで入力すると「東京都千代田区以下に記載がない場合」と自動的に表示され、さらに「0001」と入力すれば自動的に「東京都千代田区千代田」と表示されます。

 注目していただきたいのは、これまでの作業内容です。Windowsフォームにコントロールを配置して郵便番号コントロールのプロパティを設定しただけです。コードは1行も書いていません。たったこれだけで住所検索ライブラリ(GcJPAddress)の住所データを利用して自動的に住所変換ができてしまう、まさにこれがInputManの実力であり特徴なのです。

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7057 2016/03/29 17:39

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