AWKプログラミングの真髄の1つ
フィールド(列)を操る基礎テクニック
► 「シェル芸」に効く AWK処方箋 第3回 (月刊『USP MAGAZINE 2014 June (Vol.14)』より転載)
前回はAWKのレコード、すなわち行について学びました。今回はフィールド、つまり列について説明します。列を抜き出すのに、cutコマンド編注1の代わりにAWKを利用するケースを見かけますが、AWKのフィールド操作は、cutコマンドよりもはるかに強力なものになっています。そこで、今回もシェル芸編注2でよく使われる事例を中心に説明していきます。
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斉藤 博文(サイトウヒロフミ)
最初にAWKと出会ってから○十年、AWKの魅力に取りつかれ、勢い余って「日本 GNU AWKユーザー会」を立ち上げています。会としてOSCなどのイベントにも出展しつつ、GNU AWKの開発も手伝っています。「USP友の会」では幹事役ですが、「シェル芸勉強会」にはほぼ毎回参加して一緒に勉強しています。
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