キャラクターを表示する
今回作成するもの
今回作成するゲームの概要は、画面上に表示された敵キャラクターを時間内にすべて捕まえるというアクションゲームです。
まずは、最初にキャラクターをキー操作で動かせるところまでを紹介します。
実際の開発としては1回目にあたる今回は、キャラクターの表示、重力による落下、床に着地するところまでを紹介します。
- 今回作成するものを確認する(Unity Playerプラグインを許可する必要があります)
プロジェクトの作成
準備が整ったところでゲームを実際に作成していきましょう。
まずはUnityを起動し、上部メニューから「File」-「New Project」を選択してProject Wizardを起動します。
「Project Location」の末尾を「actionGame」と変更し(actionGameという名前が好ましくない場合、任意の値で構いません)画面下部の「Setup defaults for」を2Dに変更し、「Create」をクリックします。
Visual Studioで開発を進める場合は「Assets」-「Import Package」-「Visual Studio 2013 Tools」をインポートしておきます。
画像の表示
フォルダーの作成
画面下部のProjectウィンドウのAssetsフォルダー以下にImageフォルダーを作成します。Assetsという文字の上で右クリック→「Create」-「Folder」をクリックします。
フォルダー名の変更
フォルダーの名前を「Images」に変更します。
画像の追加
記事サンプル(アセット/assets.zip)を解凍し、中に含まれる画像「charactor.png」と「floor.png」を作成した「Images」フォルダにドロップします。
このようにプロジェクトに追加された画像などを「スプライト」と呼びます。
画面にスプライトを配置
画面中央のSceneウィンドウに2つのスプライトをドロップして、下記画像のように配置します(細かい座標などは適当で構いません)。
Hierarchyウィンドウに「charactor」と「floor」が追加されているのが確認できます。
シーンの保存
ここでシーンを保存しておきましょう。上部メニューの「File」-「Save Scene」を選択します。
シーン名をgameSceneとして保存します。
ゲームを実行する
ここまで進んだらゲームを実行してみましょう。画面中央上部の再生ボタン(右向きの三角形)をクリックします。
ウィンドウのタブがSceneウィンドウからGameウィンドウに切り替わりますが、この時点では何も動きがありません。
もう少し作業を進めてキャラクターに重力を適用してみましょう。再生ボタンをもう一度押してゲームの実行を終了します。