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Amazon ClouldWatchで始めるAWSのリソース監視、はじめの一歩

Amazon ClouldWatchにおけるメトリクスのカスタマイズと、アラートの設定

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アラートの設定を行う

 まず通知先の設定を行います。

アラートの通知先を設定する

 AWS Management ConsoleからSNSを表示し、「Create New Topic」からトピックを作成してください。

 

 続けて「Create Subscription」を押して、

  • Protocol: Email
  • Endpoint: アラートを受け取るメールアドレス

を設定します。

 

 設定したメールアドレスに確認の案内がくるので、URLをクリックします。

 次に、サンプルとしてCPU使用率のアラートを設定します。

CPU使用率のアラートを設定する

 AWS Management ConsoleのCloudWatchを表示し、「Alarm」-「Create Alarm」を押します。「EC2 Metrics」-「対象のインスタンスID」の「CPUUtilization」にチェックを入れ、Nextを押します。

 CPU使用率が5分平均80%超えたときにアラートメールが送信される設定する場合は、以下のようになります。閾値を超えたときと、戻ったときにアラートが送信されます。

  • Name: 任意
  • Description: 任意
  • is: >= 80
  • for: 1
  • InstanceId: 該当のインスタンスID
  • Metric Name: CPUUtilization
  • Period: 5 Minutes
  • Statistic: Average
  • Whenever this alarm: Stat is ALARM
  • CPUUtilization: 作成したSNS
  • Email list: アラート通知先
  • Whenever this alarm: Stat is OK
  • CPUUtilization: 作成したSNS
  • Email list: アラート通知先

 

まとめ

 メトリクスにメモリ使用率、スワップ使用率、ディスク使用率、Apacheのserver-statusを追加し、CPU使用率のアラートの設定を行いました。自分の環境に必要なメトリクスやアラートを作成する参考になればと思います。

 リソース監視で別サーバーを立ち上げる必要がないのは非常に楽で、設定も簡単なので可能な限りCloudWatchを使っていくと、手間が減るのではないでしょうか。

参考資料

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この記事の著者

越川祐次(コシカワユウジ)

株式会社エイムラック所属 グループウェア「Aipo」の開発のほか、サーバー運用、移行、システム開発をおこなっています。kousoku AWSAipo.com

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/8100 2014/09/24 16:29

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