デーモンの自動起動設定、パッケージのアップデート、再起動
perl-fastcgiサービスはスタートアップ登録した上で自動起動し、nginxはスタートアップ登録されているので自動起動のみを行います。
## chkconfig settings chkconfig --add perl-fastcgi chkconfig perl-fastcgi on chkconfig nginx on
そして、yum
コマンドでパッケージのアップデートを行い、OSを再起動します。
## yum update and reboot yum -y update reboot
Movable TypeのダウンロードURLの取得
さて、今回の一撃シェルスクリプトは唯一の引数として、Movable Type(個人無償版)のダウンロードURLを受け取ります。ここでは、そのダウンロードURLを取得する手順を説明します。
- Movable TypeのWebサイトを開き、ページ右上のある[今すぐダウンロード]をクリックします。
- 個人無償ライセンス利用許諾契約書を読んだ上で、ダウンロードページURLとログインキーを送信するメールアドレスを入力し、利用目的に「初めて利用する」を選択し、[上記に同意して申し込む]をクリックします。すると、入力したメールアドレスの確認画面が表示されます。
- 「Movable Type 個人無償版をダウンロード頂きありがとうございました。」と表示されたのち(画面4)、入力したメールアドレス宛にMovable Typeのダウンロードリンクのメールが届きます。
- メールに記載されたURLをブラウザで開き、メールに記載されたログインキーを入力してログインします(画面5)。
- 最新版の「Movable Type 6.1」のリンクをコピーします。ここでコピーしたリンクアドレスを、一撃シェルスクリプトの引数にします。
一撃シェルスクリプトの実行
いよいよ、一撃シェルスクリプトを実行します。まず、一撃シェルスクリプトとroot.my.cnfファイルを、インストール対象サーバーの/root直下に配置します。冒頭にも記しましたが、OSインストール直後のサーバーにはopenssh-clientsパッケージがインストールされていないので、openssh-clientsパッケージをインストールした後に作業用PCからSCP転送するか、作業用PCからsshログインした後にエディタでこれらのファイルを作成します。
いずれかの方法で2つのファイルを配置した後、先ほど取得したMovable Type最新版のダウンロードURLを引数として、一撃シェルスクリプト(以下、このファイル名を「ICHIGEKI」とします)を実行します。
# chmod 700 ICHIGEKI # ./ICHIGEKI https://……/file_download.php/MT-6_1.zip?id=9&type=MT6