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DMM.comの事例から学ぶリリースフロー自動化ガイド

リリースフローを自動化するためのJenkinsの導入/設定手順

DMM.comの事例から学ぶリリースフロー自動化ガイド 第2回

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Jenkinsの設定

ログインの設定

 インストール直後のJenkinsはログインについて何も制限が掛かっていない状態です。今回のJenkinsの用途では、デプロイや環境構築などのシステムで重要な役割を担いますので、ログインの制御を掛けておきましょう。

 [Jenkinsの管理]-[グローバルセキュリティの設定]からセキュリティの有効化が可能です。セキュリティの有効化チェックボックスをオンにすると、アクセス制御メニューが表示されます。

 Jenkinsではさまざまなユーザー認証の方式に対応していますが、今回はJenkinsのユーザーデータベースで設定していきます。Jenkinsのユーザーデータベースをオンにすると、「サインアップを許可」の項目が表示されます。まずはサインアップを許可した状態で保存しましょう。

ユーザー作成

 ユーザーを作成するには、右上のサインアップのメニューからサインアップ画面で表示して、設定を行います。

 サインアップすると、ユーザーが作成されます。

権限の設定

 作成したユーザーでログインし、Jenkinsの管理から再度グローバルセキュリティの設定画面を表示します。

 セキュリティのため、今度は「ユーザーにサインアップを許可」のチェックボックスを外して、登録されたユーザー以外はアクセスできないようにします。また、権限管理の項目を行列による権限設定に変更します。

 ユーザーの追加ボックスが表示されるので、先ほど追加したユーザーを登録しましょう。下記の場合はAdministratorの権限で追加してあります。

 今回は利用しませんでしたが、JenkinsはLDAPでの認証機能も持っているので、LDAPでユーザー認証を行える環境がある場合は、連携すると管理がとても便利なので使ってみてください。

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この記事の著者

田中 裕一(株式会社DMM.comラボ)(タナカ ユウイチ)

DMM.comラボにおいて、検索システムの刷新、レコメンドエンジンの新規開発など、DMM.comの重要な機能を担うエンジニアとして従事。AeroSpikeを社内で採用し、日本人初のコントリビューターとしても活躍。サーバーサイド、フロントエンド、ミドルウェア、インフラと幅広く担当するDMM.comラボ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8713 2015/06/22 14:00

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