米Amazon Web Servicesは、IoT機器向けのクラウドサービス「AWS IoT」のベータ版を、10月8日に公開した。
「AWS IoT」は、軽量かつ高速な接続を実現し、CPU性能やメモリ容量、バッテリ駆動時間などに制約のある機器に適したクラウドサービス。
ステータスとステータスの変化を管理し、接続が断続的になる機器やアプリケーションからの制御を、クラウド上の仮想的な「モノ」である「Thing Shadow」機能によって正しく動作させる。「Thing Shadow」は、接続している機器のステータスをトラックし、一定時間接続がなかった場合でも、ステータスのトラックを可能にしている。
リアルタイムルールエンジンはSQLライクな文法でAWSエンドポイントにルーティングでき、MQTT(およびHTML 1.1)対応のメッセージブローカーはMQTT非対応のバックエンドでも機器で代替プロトコルとして利用可能で、機器とアプリケーション間の接続を長期間収容できる。
このほか、暗号化したメッセージブローカーとの通信が可能なIoT機器向けのクライアントライブラリのThings SDKや、機器を特定してメタデータを記述できるThings Registryを用意する。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・「AWS IoT」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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