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「論理フォント」
~マンガでプログラミング用語解説

マンガで分かるプログラミング用語辞典(93)

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2016/02/23 14:00

解説

 コンピュータにはフォントが入っていますが、ある人のコンピュータと他の人のコンピュータで同じフォントが入っているとは限りません。そういった際、文書にフォントを指定すると不都合が生じます。指定したフォントがなければ、文字を描画できないためです。

 このような問題を回避する方法の一つは、あり得そうなフォントを片っ端から、複数指定しておくことです。こうしておけば、表示される環境に入っているフォントの中で、意図に近いフォントが選ばれ、描画されます。

 もう一つの方法は、「こういったタイプのフォント」と、抽象化して指定する方法です。「タイトルに使われるような、髭の付いていないフォント」「本文で使われるような、髭の付いているフォント」「手書き風フォント」のように、いくつかのグループで指定するというやり方です。

 この、後者のような指定の仕方をするフォントを「論理フォント」と呼びます。

 例えばHTMLでは、初めに複数のフォントを指定しておき、存在しない場合に、最終的に論理フォントでフォントを選ぶ、といった指定の仕方をすることが多いです。

サンプル

 HTMLでフォントを指定してみます(※このソースコードはUTF-8形式で保存してください)。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8" />
    <title>「論理フォント」のサンプル</title>
    <style>
    div {
      font-size: 36px;
      font-weight: bold;
    }
    .s1 {
      /* 論理フォント serif(髭付きフォント)を指定 */
      font-family: serif;
    }
    .s2 {
      /* 物理フォント Georgiaを指定。
         なければ論理フォント serif */
      font-family: Georgia, serif;
    }
    </style>
  </head>
  <body>
    <div class="s1">CodeZine</div>
    <div class="s2">CodeZine</div>
  </body>
</html>
出力結果
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著者プロフィール

  • 柳井 政和(ヤナイ マサカズ)

    クロノス・クラウン合同会社 代表社員 http://crocro.com/ オンラインソフトを多数公開。 プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。 「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説...

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