IGDA日本は、第2回ゲームAI連続セミナー「ゲームAIを読み解く」を開催する。今回は「F.E.A.R におけるゴール指向型アクションプランニング」と題し、実際のゲームを参考にゴール指向型プランニングを読み解く。
IGDA日本は、第2回ゲームAI連続セミナー「ゲームAIを読み解く」を開催する。今回は「F.E.A.R におけるゴール指向型アクションプランニング」と題し、実際のゲームを参考にゴール指向型プランニングについて読み解く。
「ゴール指向型アクションプランニング」とは、COMに目標を持たせ、それを達成さするように行動させる方法。特に一連の行動を設計する方法を言う。『F.E.A.R』(2005 Monolith Productions)では、COMの制御に「ゴール指向型プランニング」を導入している。
「F.E.A.R.」におけるCOMは、自身の知覚を通して取得した情報を基に、自分のキャラクターの特性に応じてリアルタイムに計画し実行する。例えば「敵を倒す」という目標に対して「あるノードへ移動する」「直接攻撃する」「撃つ」「物陰から撃つ」「銃だけ出して撃つ」「オブジェクトを使う」から必要な行動を選択し、組み合わせて実行している。そしてCOMは実際に、「机をひっくり返し、それを障害物として使って隠れて、その陰から撃つ」といった一連の行動をとる。
セミナーの前半では、この「ゴール指向型プランニング」の技術を簡潔に説明し、「F.E.A.R」を始めとした様々な応用例を紹介する。後半ではそれを基礎に、この技術が拓くゲームの可能性について議論していく。スピーカーには三宅 陽一郎氏(株式会社 フロム・ソフトウェア 技術部)が予定されている。
第2回 ゲームAI連続セミナー「ゲームAIを読み解く」
- テーマ
- 日時
- 場所
- 定員
- 参加費:1,000円
詳細は下記Webサイトを参照のこと。
ゲームAI連続セミナー「ゲームAIを読み解く」第2回
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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