マンハッタンのハッカースペース
Hackerspace Wikiによると、ニューヨーク市には17ものハッカースペースがあります。冒頭の市のCTO発言にあったとおり、多様な職業があり、個人で活動するアーティストやエンジニアも多いので、コワーキングスペースでもあるハッカースペースとNYの街は親和性が高いのでしょう。僕はMakerCon以外にも、前回触れたオープンハードウェアサミットなど、いくつかのイベントに出席しましたが、どこのイベントでもハッカースペースからの来訪を見かけました。
NY滞在中、イベントの合間などはHack Manhattanにスペースを借りて仕事していました。
Hack Manhattanはハードウェア系の色が強いハッカースペースで、テック系とアート系両方の色があります。マンハッタン島の南部、向かいに救世軍のオフィスがあるような古い町並みのなか、コワーキングスペースが集まった雑居ビルの中の一室で運営されているスペースです。
HackManhattanと同フロアにはアーティストのコワーキングスペースも入居していて、住み着いている人がいるような生活感はありませんが、どちらも雑然としたアトリエ感・部室感が漂っています。
僕は計3日ほど訪ねたのだけど、平日のほうが人は多く、午後から集まってきて中央の共有机は埋まっていました。2~3人の常連メンバーは休日や夜もハッカースペースにいるようです。
黙々とキーボードを叩いている人も多いですが、2~3人はいつもテスターやハンダ付けをしていて、他のスペースよりハードウェアの割合は多く感じます。
HackManhattan ではEventbiteでひんぱんにイベントを運営していて、ソフトウェアの商標についてのディベートが開かれたり、ピッキングについてのワークショップが開かれているのはいかにもニューヨークのハッカースペースらしいところです。
どこのハッカースペースもアクセスがいいので、ニューヨークを訪ねた際、ハッカースペース巡りをしてみるのはオススメのプランです。
告知
2016年1月29日に、一部はこの連載でも扱ったような、アジアのメイカー事情をまとめた書籍『メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。』が出版されました。CodeZineのニュースで、山形浩生氏の解説を試し読みできます。ぜひチェックしてみてください。
Hack Manhattan
- 住所:137 W 14th St, New York, NY 10011, アメリカ
- 会員料:月$100
- 広さ:730スクエアフィート
- Webサイト
- Facebookページ
- HackerSpace Wikiの記載
- Eventbite
- 訪問難易度:★★(星2つが最も簡単)
だれかと一緒に行かないと入り口のドアが開かない場合があるので★2つとした。
火曜と木曜の夜7時からやってるオープンナイトなら何の問題もない。
24時間、高確率でだれかいるので、一回入り口の開け方がわかれば、その後訪ねるのはとてもラク。また、Eventbiteでひんぱんにイベントを企画している。
