グレープシティは、Visual Studioを利用した業務アプリケーション開発を支援するコンポーネントを多数収録したスイート製品「ComponentOne Studio 2016J v1」を、5月18日に発売した。定額制のサブスクリプション方式で、税込の初回費用は「ComponentOne Studio Enterprise」の1ユーザーライセンスで162000円、1年単位の更新費用は初回費用の40%にあたる64800円。
「ComponentOne Studio 2016J v1」は、ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)開発用エディション「ComponentOne Studio for UWP」を新たに追加するとともに、ASP.NET MVC開発用エディション「ComponentOne Studio for ASP.NET MVC」には、複数ユーザーがブラウザ上でシートを同時に編集できるWebアプリケーション開発を可能にする、ExcelライクなWebスプレッドシート「FlexSheet for ASP.NET MVC」を備えている。
「FlexSheet for ASP.NET MVC」は、ASP.NET Coreでの動作やタグヘルパーをサポートし、Excelファイルの入出力をはじめ、100種類以上の数式への対応、カスタム化された独自の数式の追加、簡単な行の操作やセルの書式設定を実現する。
Windows Forms向けの新機能としては、大規模データの解析および視覚化のためのピボットテーブルエンジン「FlexPivot」を、Windows Forms/WPF/UWP向けの新機能としては、Wordドキュメント(docx、rtf)の作成、編集ができるC1Wordライブラリを搭載した。
このほか、WPF、UWPでは埋め込みフォントをサポートしており、フォントファイル(ttf)を用意すれば日本語を含むPDFが作れる。
対応プラットフォームは、Windows Forms、WPF、Silverlight、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、UWPで、各「ComponentOne Studio for プラットフォームエディション」の税込の初期費用は108000円、更新費用は43200円。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「ComponentOne Studio」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です