後片付け
2日目の午後には後片付けが始まりました。頑張って準備したものを片付けてしまうのは少し寂しいですが仕方ありません。準備同様に力のいる大変な仕事ですが、最後はみごとに原状復帰して完了です。
このようにPyCon JP当日は力仕事がメインですが、当日までの準備では会場にまつわるさまざまな仕事を行いました。一見地味に見える会場チームですが、PyCon JPのベースとなる部分を作ることができるので、とてもやりがいがあります。当日は今までの準備や手続きに不備がないか不安でしたが無事成功のうちに全日程が終了したときはとても感動しました。
Information
続いて、会場チームの稲葉です。
自分は昨年より、この会場スタッフをして、今回で2回目となりますが、皆でいろいろと考え、その役割も変わってきているのも大きな特徴です。
当日は、Informationのデスク(会場のご案内、忘れ物のチェック、それの管理、その他困っていることの対応)をしました。これは新しい取り組みでとてもよかったと思っています。
また英語でも対応しなければいけないので、そこはフルに活用できたので満足しています。
こういうことはこれからも、どんどん改善していく必要がありますし、来年はさらにもっと活用できたらと感じています。
PyCon全体でもそうなのですが、皆でいろいろとアイディアを出し合い、考え、それが次の世代の架け橋に繋がっていく一つの道しるべとなる、そんな気持ちで皆は取り組んでいるので、自分ではうまく言えないですが、何かすごいものを感じています。
会場チームがやってきたこと
入澤です。
会場チームの役割は、PyCon JPをスムーズに進行させることです。会場の予約や日程の調整は当然ながら一つの大きなタスクなのですが、他のチームが使用する備品や設備を調達したり、会場を作ったり、おやつや食事を調達したり、といった、「モノ」に関する仕事を担っていました。備品や設備、と一言でいっても養生テープや段ボールなどの備品から、テーブルやパーティション、会場ネットワーク、といったものまで、さまざまです。また、セッションの中継や録画、といった部分の調整も会場チームの担当となっていました。実際には中継や録画は専門の業者に依頼しています。ネットワークは早稲田大学のネットワークを使わせていただきました。
会場チームとしてはおおよそ毎月1回の作業日を設け、顔を突き合わせて作業を行ってきました。作業場所はどうしても東京都内になってしまうため、自宅が近くないメンバーはGoogle HangoutsやSlackなどを利用して作業日に参加していました。今年は北海道、栃木県、静岡県、福岡県、台湾といったさまざまな地域からスタッフが参加していたのですが、特に大きな支障もなかったように思います。
最後に
僕たちスタッフのPyCon JP 2016が終わろうとしています。PyCon JPには何度か参加してきましたが、今年は僕にとって初めてのスタッフ参加でした。いろいろと至らぬ部分もあったかと思いますが、ひとまず大きな事故もなく終えられることを感謝しています。
今回、パーティーでできるだけ多くの人に声をかけてみようと考えていたので、来場者の方々と乾杯をして廻りました。面倒だと思われるかもしれない、とも考えたのですが、みなさん快く乾杯してくださったことを覚えています。ありがとうございました。
そして今回、とてもフランクに迎えてくれたスタッフのみなさん、こういった形で一緒に仕事ができたことを光栄に思っています。皆それぞれに個性的かつパワフルで、2016年の大切な記憶となりました。
最後になりますが、PyCon JP 2017の開催に向けた準備がすでに始まっています。来年もまた、パーティー会場でみなさんとご挨拶できることを楽しみにしています。