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PyCon JP 2016 開催後レポート
~第2回 プログラムチームのPyCon JP 2016

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2016/12/06 14:00

目次

ライトニングトーク

 ライトニングトーク担当の清田です。

 ライトニングトーク(LT)は、5分間と短い時間ですが、参加者全員の前で発表ができる貴重な時間です。今年は、当日受け付けで、一日目と二日目のクロージングの前にLTを実施しました。LT受付ボードは、開場から程なくしてすぐ埋まるぐらいの盛況ぶりでした。当日受け付けの場合、どんなトークがあるのか? わくわくどきどきな感じが、楽しいなと思いました。また、発表者も発表慣れしているのか、時間通りに終わり、正直すごいなと思いました。

 あと、今年、初めての司会をしたのですが、司会をすると次の段取りや繋ぎのことを考えたりして、トークの内容を集中して聞けないなという感覚があり、次回はメモをするなり、工夫しないといけないなと思いました。時間通り終わらせるということに気を取られ、会場の盛り上げやMC的な対応が足らなかったかなと反省しています。ただ、そんな中でも印象に残っているのが、カラオケの発表や、動くルーターの話でした。PyConじゃないと聞けない発表なのかなと思いました。

 最後に、来年の課題にはなると思うのですが、LTの発表をしたくてもできない方のこともちらほら聞いたので、もう少し枠を増やしたほうがよいのかどうか、再度検討をするのもありかなとも思いました。毎年、見直しが入るのがPyCon JPの魅力かなとも思っています。どんなLTにするかは、これから来年のスタッフが決めていくので、プログラムに興味のある方は、しっかりwatchingしてくださいね。そして、来年、当日受付のLTになった場合、LT参加希望の方は、早目の会場入りを検討してみてください! 毎年、見直しが入るのがPyCon JPの魅力かなとも思っています。

 それでは、来年のPyCon JPのLTを楽しみにしていてください!

スプリント

 スプリント担当のリュウ(Nan-Tsou Liu)と飯田です。

 私と飯田さんの2人でスプリントの担当をやりました。お互いにはじめてスプリントを担当したので、手探りでいろいろとがんばりました。

 スプリントはこれまでカンファレンスの翌日に一日だけ開催していましたが、今年は二日間の開催としました。一日目は40人ほど、二日目は50人ほどの方に参加していただきました。二日目には託児所も用意してみまして、子供連れの方でも安心してスプリントに集中できているようでした。

 会場は日本マイクロソフト株式会社さんにお借りしました。おしゃれなオフィスでとても快適な作業環境でした。また、スプリント会場の隣には休憩スペースもあり、無料でドリンクを提供していただきました。

 今年のテーマはどれも魅力的で、Pythonのコアな部分や最先端のジャンルを扱ったものが多かったです。もちろん、初心者でも自由に参加できるテーマもありました。DjangoでWebアプリを作るテーマなどは、初心者の方がPythonの面白さに触れてもらうのにぴったりでした。日本ではまだまだ知られてないテーマも多かったです。型ヒントやKivyといったテーマではドキュメントの翻訳やライブラリの編集などの、Pythonコミュニティへのコントリビューションとなる課題に取り組みました。Pythonでシェルスクリプトを扱うxonshという言語はまだリリース前ですが、スプリントで先行的に披露してもらいました。AWSなどのプラットフォームを使うテーマもあり、開発者向けの面白い議論ができそうです。他にはSleepyというプログラムを中断して中断点から再開するツールもあり、いろいろな刺激を受けられました。

 スプリント会場を提供いただいたマイクロソフト様のご厚意で、スプリント会場の隣の部屋でマイクロソフト本社の機械学習のエキスパートによるプレゼンテーションが行われました。Python+Spark for Humanitarian Purposesというテーマで、内容はPythonとSparkを使ってTwitter、Facebook、Instagramなどの文章を解析して食糧問題のサポートツールを作ることです。PythonとSparkを用いた機械学習のメリットや、技術の実現方法と自然言語を解析する難しさなどを基礎的なところから分かりやすく説明してくれました。

 来年もスプリントが開催されると思うので、PyCon JPのカンファレンスに参加してから、ぜひスプリントにも参加してみて、さまざまなテーマに取り込んでみてください。スプリントにいらっしゃる方は何かしら飛び抜けたところを持っているので、エンジニア同士の交流の場としてもおすすめです。広報をもうすこし頑張ればもう少し参加人数を伸ばせたかもしれないところが、ちょっとした反省点です。来年ではまた頑張ります。スプリントリーダーには誰でもなれるので、こんな内容をみんなでやろうぜ!という方は来年ぜひ参加してください。もちろん、1人でもやるぜ!という方も歓迎です。

スプリントの様子
スプリントの様子

最後に

 今年は多くの企画があり、準備は非常に大変ではありましたが、やりがいのあるプログラムチームでした。さて、各企画のレポートはどうでしたか? 各企画の魅力や雰囲気が伝わりましたか? 来年のPyCon JP 2017では、トークや企画がどのようになるか、今からとても楽しみです。

 現在、PyCon JP 2017はスタッフを募集しています

 プログラムチームは、PyCon JPの企画全般を担っています。自分ならこうするという意見や想いのある方、面白そうだから手伝ってみたいという方は、ぜひ2017年のPyCon JPスタッフとして参加してください。みんなで新しいPyCon JPをみんなで作っていきましょう!

 それでは!



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修正履歴

  • 2016/12/06 18:39 一部表記を更新。

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連載:「PyCon JP 2016」レポート

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著者プロフィール

  • 齋藤 大輔(サイトウ ダイスケ)

    PyCon JP 2016 プログラム担当副座長。 早稲田大学基幹理工学研究科博士後期課程および同大学教育学部助手。 プログラミング言語の教育を専門に研究している。Pythonを使ったGUIプログラミングに興味がある。 特にKivyがマイブーム。Kivyのドキュメントを翻訳したりしている。...

  • 八神 貴心(ヤガミ キシン)

    PyCon JP 2016 キーノート担当。五反田〜品川近辺でインフラを作ったりコード書いたりしている。 ここ数年はOSS関連の活動がマイブーム。最近好きなOSSはHugoとLambCI。 GitHub: ks888 Twitter: @ks888sk

  • 舛岡 英人(マスオカ ヒデト)

    PyCon JP 2016 プログラム担当。株式会社レトリバ 所属 業務でDjangoとPythonに、Pythonに興味をもつ。業務以外では、Python製深層学習フレームワークChainerのコミュニティ活動を行う。 PyCon JPは2016から参加。 仕事上のミッションは「いかに世の中か...

  • 清水川 貴之(シミズカワ タカユキ)

    ドキュメンテーションツール Sphinx のメンテナ。 Sphinx-users.jp 運営。 一般社団法人PyConJP理事。 株式会社ビープラウド所属。 著書/訳書:「Pythonプロフェッショナルプログラミング第2版」「Sphinxをはじめよう」「Pythonプロフェッショナルプログラミング」...

  • 畠 弥峰(ハタ ヒロタカ)

    PyCon JP 2016 チュートリアル担当。 Webアプリケーションを中心に10年近くPythonで仕事をしている。PyCon JPには2011年からスタッフとして活動。 Twitter: @flag_boy

  • 村松 和哉(ムラマツ カズヤ)

    東京電機大学、工学部に在籍。Pycon JP 2016ではプログラムチーム(ポスターセッション)を担当。 3年前に友人にPythonを勧められ、それ以来しばしば触るようになる。好きなモジュールはbs4やFlask。 Twitter: @peta_matu

  • 濱田 侑弥(ハマダ ユウヤ)

    PyCon JP 2016でYouth Coder Workshopの担当。 最近仕事ではPythonを使っていないが、AnsibleやFabricなどのPython製の自動化ツールは使っている。 趣味ではRaspberry PiやArduino、Leap MotionをいじるためにPythonを使...

  • 清田 史和(キヨタ フミカズ)

    PyCon JP 2016 プログラム担当副座長。 株式会社ヴァズ 所属 2012年からPyCon JP実行委員として活動を開始。Pythonは、5年前に立ち上げた SnapDish というサービスでプロダクション利用。IT分野では、Startup業を生業としている。最近は、コーヒーを通じた国際...

  • 飯田 頌平(イイダ ショウヘイ)

    東京電機大学 通信処理ネットワーク研究室に所属。 専攻は機械学習。 Pycon JP 2016ではスプリント、ポスターセッションを担当。 Facebook: 飯田 頌平

  • 劉 南佐(リュウ ナンサ)

    PyCon JP 2016でプログラムのスプリントを担当しました。 今の仕事はPythonを使ってウェブアプリケーションを開発しており、それがきっかけで初めてスタッフとして参加しました。 個人的にPythonを使ってdata analysisとmachine/deep learningを勉強してい...

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