マイクロソフトは10月30日(現地時間)、Visual Studio 2022(バージョン17.14)の10月に実施したアップデートのまとめを発表した。
10月のアップデートでは、「Copilot」の大幅な強化や新たなチャット向けモデルの追加、プロジェクトごとの標準反映といった新機能が盛り込まれている。
AIモデルでは「Claude Sonnet 4.5」と「Claude Haiku 4.5」が新たに選択可能に。これにより、Copilotのチャットでより高度にエージェントと連携してワークフローが実現される。
また、Copilotには「メモリー」機能が追加され、プロジェクトごとのコーディング標準やチームの方針を学習し、将来的なやり取りに反映する仕組みが導入された。
ユーザーからコーディング標準の指定やプロジェクト情報などの記憶指示を行うと、Copilotがそれを検出し、.editorconfig(コーディング標準)、CONTRIBUTING.md(ガイドライン)、README.md(プロジェクト情報)のいずれかに記録される。これにより、チーム全体のベストプラクティスを共有しやすくなった。
このほかにも、Copilot Chatやチャットスレッド機能が強化されている。詳細は、公式ホームページより確認可能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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