今や常識となったオブジェクト指向のプログラミング。しかし、Javaが書けてもクラス設計ができなかったり、Rubyを使えてもクラスの追加ができなかったりと、オブジェクト指向を体得しきれていない方もいるのではないでしょうか。今こそ『アジャイル時代のオブジェクト脳のつくり方』でオブジェクト脳を目覚めさせましょう。
翔泳社が6月28日(水)に刊行した『アジャイル時代のオブジェクト脳のつくり方 Rubyで学ぶ究極の基礎講座』は、アジャイル時代に適用させたオブジェクト指向の考え方をRubyで学び、オブジェクト脳を目覚めさせるための入門書です。
オブジェクト指向を学ぼうとして挫折した経験のある方、あるいはこれから学びたいという方にとって、最も難しいのはこの概念そのものです。つまり、オブジェクト指向の理論が実際のプログラミングにどう役に立つのか具体的にイメージすることが難しいというわけです。
オブジェクト指向を体得するには理論の説明だけでは足りず、手を動かすだけでも足りません。いつか行き詰まってしまいます。そこで本書では、双方の長所を活かして「オブジェクト指向を理解するために脳に準備させて=オブジェクト脳を目覚めさせて」から、オブジェクト脳を鍛え拡張していく構成になっています。
Rubyを通して学習を進めるのは、Rubyが短いコードでたくさんの機能を実装できる効率性の高い言語だからです。Rubyの特徴を最大限に活かすことができるようになれば、オブジェクト指向を理解したも同然でしょう。
本書が皆さんの脳をコネ倒し、眠れるオブジェクト脳を目覚めさせます。
目次
第1部 目覚めよ!オブジェクト脳
第1章 アジャイルに脳を鍛える
第2章 オブジェクトと暮らす
第3章 恒例の社長命令!監査役も登場
第2部 オブジェクト脳を鍛えろ
第4章 パターンとイディオム
第5章 プログラム作成
第3部 オブジェクト脳で開発にチャレンジ
第6章 Webシステムへの適用
第4部 オブジェクト脳を拡張せよ!
第7章 関数型プログラミング
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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