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C++Builder 10.2 TokyoでレトロなラケットゲームをiOSで再構築してみる

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アプリの外観を決める「スタイル」

カスタムスタイルの定義

 コートとなるパネルの色を、黒にします。これにはスタイルを使います。一度定義したスタイルは、他のコンポーネントにも割り当てられます。スタイルを切り替えることで、作成したアプリケーションのルックアンドフィールを簡単に変更することができます。

 では、スタイルを作成してみましょう。設計画面上でCourtパネルをマウスでクリックし、右ボタンを押して、表示されたポップアップメニューから[カスタムスタイルの編集]を選択します。

 すると、スタイルデザイナが表示されます。スタイルデザイナを使えば、FireMonkeyスタイルの作成や編集、テストを簡単に実行できます。

 それではCourt(TPanel)のスタイル編集開始です。スタイルデザイナ上では、図のようにCourtが選択されています。右側ツールパレットからTRectangleを中央のパネル上にドラッグ&ドロップします。

図4 スタイルデザイナ
図4 スタイルデザイナ

 配置したTRectangleのプロパティ設定を、以下のように設定します。

下パネルのプロパティ
プロパティ
Fill.Color Black

 すると、図のように黒色のパネルが確認できます。

図5 黒色のパネル
図5 黒色のパネル

 作成した黒い色のスタイルを他でも使用できるように、StyleNameプロパティを分かりやすい名前に変更しておきます。

プロパティ
Name BlackPanel

 スタイルエディタの[×]ボタンを押し、設計画面に戻ります。

 作成したスタイルをCourtパネルに適用するには、Courtパネルを選択し、オブジェクトインスペクタのStyleLookupプロパティを変更します。

Court
プロパティ
StyleLookup CourtStyle1

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パネルを使ったレイアウト

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