機械学習の現場ではますますPythonの存在感が高まっていますが、重要なデータ処理においてはPython単体だと動作が重いのが難点。高速な数値計算でそれを解決してくれるライブラリが、NumPyです。翔泳社では、データサイエンスや機械学習に携わっている方に向けて、NumPyの解説書『現場で使える!NumPyデータ処理入門』を11月19日に発売しました。
『現場で使える!NumPyデータ処理入門 機械学習・データサイエンスで役立つ高速処理手法』は、機械学習やデータ処理などで利用が広がるPythonにおいて、より高速な数値計算を可能にするライブラリであるNumPyを利用したデータ処理の手法を解説した入門書です。
Python単体ではデータ処理に関わる数値計算処理が遅いため、それを高速化できるNumPyに大きな注目が集まっています。本書ではインストール手順からチュートリアル、具体的な関数を紹介。後半では実際にデータ処理を行い、機械学習(ニューラルネットワークと強化学習)をゼロから実装するところまで試してみることができます。
NumPyのコード自体は難解かもしれませんが、本書を通してじっくり知識を広げることでだんだんとわかるようになっていくでしょう。特に関数を覚えること、独自のデータ構造であるndarrayを知ることがNumPyを使いこなす鍵となります。
本書を読み終わった頃には、NumPyでできることやその使用方法をひととおり習得できているはず。そのあとぜひ、自分がやりたいことにNumPyを使ってみてください。
目次
Prologue 開発環境の準備
第1章 NumPyの基本
第2章 NumPy配列を操作する関数
第3章 NumPyの数学関数で高速データ処理を行う
第4章 NumPyで機械学習を実装する
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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