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自分自身で課題を解決するDX事例紹介

Slackのチャンネルを自分仕様のニュースフィードに――楽しくスタイリッシュに情報収集をしよう!

自分自身で課題を解決するDX事例紹介 第4回

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 本連載では、DX(デジタルトランスフォーメーション)、その中でも特に業務効率化をテーマに、プロトアウトスタジオの生徒や関係者が日々の生活や業務で発生している課題を見直し、技術を活用しながら解決していく方法をご紹介していきます。第4回となる本記事は、楽しく情報収集をするために、Slackのチャンネルを自分仕様のスタイリッシュなニュースフィードにする方法をご紹介します。

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情報収集は楽しくて、難しい

 こんにちは。プロトアウトスタジオ卒業生の村穂(@cazu_PR)です。渋谷の制作会社で、主に広報活動やデバッグを行っています。

 いきなりですが皆さん、情報収集って楽しいですよね! しかし、楽しいからこそ難しいと感じるのは僕だけでしょうか。いろんなところに気になる情報が転がっていて、それらをクリックしていくうちに本来の目的を忘れてしまい、気がつくと時間が過ぎていた……そんな経験はないでしょうか。

 これではいつまでたっても仕事が進みません。というわけで今回は、仕事などで使っているSlackに、自分専用のチャンネルを作り、そこに興味のある情報だけが流れていく仕組みを作ります。

 本記事では、Slackのチャンネル作成以降の手順について記載します。Slackでチャンネルを作成する方法については、公式サイトをご確認ください。

IFTTTを使い、Twitterの情報をSlackチャンネルに流す

 IFTTTとは、既存のサービス同士を連携させることができるツールです。覚えにくい名前ですが、「IF This, Then That」の略で、WebアプリケーションとWebアプリケーションを連携させることができるWebサービスです。使い方は簡単で、「もし『This(入力)』ならば『That(出力)』する」ように、ThisとThatの中に、連携させたいサービスをそれぞれ指定するだけで連携が可能になります。

図1:IFTTTでrecipe(レシピ)を作成する最初の画面
図1:IFTTTでrecipe(レシピ)を作成する最初の画面

 既存サービスの選択も、アイコン選択をするだけなので分かりやすいです。この方法で作成した連携をIFTTT上では、recipe(レシピ)と言います。

 本記事で作成するrecipeは1つだけなので無料プランでも大丈夫ですが、recipeを3つ以上作る場合は有料プランへの加入が必要です。

手順

1.「IF This」にTwitterを選択

図2:「IF This」内のサービス選択画面
図2:「IF This」内のサービス選択画面

 これが、サービス選択時の画面になります。この中からTwitterを選択しましょう。

2. New tweet from searchのトリガーを選択

図3:Twitterのトリガー選択画面
図3:Twitterのトリガー選択画面

 Twitterを選択すると、trigger(トリガー)の選択画面になります。Twitterのどんな動作を triggerとしてSlackに連携するかを選択します。今回は、「Twitterで特定のキーワードが投稿される」をtriggerにSlackに連携しようと思うので、New tweet from searchを選択しましょう。

3. キーワードの入力

図4:New tweet from searchキーワードの設定画面
図4:New tweet from searchキーワードの設定画面

 次に、キーワードを選択しましょう。取得したい情報のキーワードを入力してください。

4. 「Then That」にSlackを選択

図5:IF This設定後に戻ってきた最初の画面
図5:IF This設定後に戻ってきた最初の画面

 これで「IF This, Then That」の「IF This」の設定はOKです。次に、「Then That」の設定です。サービス選択画面から、今度はSlackを選択しましょう。

図6:「Then That」内のサービス選択画面
図6:「Then That」内のサービス選択画面

5. Post to channelのアクションを選択

図7:Slackのアクション選択画面
図7:Slackのアクション選択画面

 triggerで連動するaction(アクション)も選択します。1つだけあるaction、Post to channelを選択してください。

6. 情報を流すSlackチャンネルの指定と、情報が流れる際の見え方を設定

図8:Post to channelの設定画面
図8:Post to channelの設定画面

 デフォルトで入力されてる設定だと、情報がSlackで見づらいので、設定を少しだけ書き換えています。上記の画像を参考に、見え方をカスタマイズしてください。

7. continue、タイトルを付けてfinish!

図9:IF This, Then Thatがどちらも設定された画面
図9:IF This, Then Thatがどちらも設定された画面

 「IF This, Then That」それぞれの設定が完了しました。これでTwitterからSlackのチャンネルに情報を流す設定は完了しました。続いて、ニュースサイトの情報をSlackに流す設定を行います。

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この記事の著者

村穂 紀成(ムラホ カズナリ)

 都内でカメラマンとして活動後、ユニバ株式会社に勤務。プロトアウトスタジオ3期生。ユーザーストーリーマップ、プロジェクトマネジメント、QA など、開発を支援する動きに関心がある。手を動かすのも好き。趣味は物件探し。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/13730 2021/03/11 11:00

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