変化が激しく、将来が予測しづらい不確実な時代において、システム開発の現場ではここ数年、アジャイル開発を採用することが多くなっています。さらに、従来であれば1年以上をかけて開発していた製品を、数週間から数か月の頻度で段階的、定期的にリリースする大規模アジャイル開発の取り組みも増えています。一方で、開発のスタイルが変わろうとも、競争がますます激しくなる市場において、品質がビジネスの成否を左右する重要な要素であることにも変わりはありません。アジャイル開発の中で品質を保つにはどうすればよいのでしょうか? 本記事では、製品の品質を支えるソフトウェアテスト活動において、特に大規模アジャイル開発では通常のアジャイル開発と比べてどのような課題が顕在化しやすいかを明らかにした上で、それに対する解決アプローチをご紹介します。
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朱峰 錦司(株式会社ベリサーブ)(アケミネ キンジ)
東京工業大学 大学院情報理工学研究科にて計算工学を専攻し修了。その後、2009年より大手SIerにて、ソフトウェアテストやアジャイル開発に関する研究開発や研究開発成果の顧客向けの普及展開活動・案件適用支援に従事。2021年に株式会社ベリサーブに入社。ベリサーブが展開するQualityForward...
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