「Rust 1.59.0」では、インラインアセンブリをサポートするようになり、リリース時点ではx86およびx86-64、ARM、AArch64、RISC-Vがサポートされている。
さらに、代入の左辺にタプル、スライス、構造体のパターンを使用できるようになったほか、ジェネリック型においてconstジェネリクスのデフォルト値を指定可能になった。また、Rustの将来バージョンにおいて依存関係が拒否される場合、警告が表示されるようになるとともに、バイナリのリンク時にstripをサポートするようになっている。
ほかにも、インクリメンタルコンパイルのデフォルトでの無効化や、いくつかのAPIの安定化など、さまざまな機能追加・改善が行われた。