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4年ぶりのリアル開催!デベロッパーに伝えたい「AWS Summit Tokyo」の魅力(AD)

レースで楽しみながら機械学習を習得! 4年ぶり現地開催の「AWS Summit Tokyo」で行われるDeepRacerの魅力

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2023年のDeepRacerリーグに参戦するには?

 レースとなるDeepRacerリーグ(公式リーグ)についても確認していこう。公式リーグはVirtual Circuit(仮想レース)とSummit Circuit(対面・物理レース)の2種類がある。仮想レースはAWS内の仮想レース環境で開催される。月ごとにトラックの形状が変わり、順位が決まる。

 Summit Circuitは実際のコースを走行するレースだ。2023年は学生部門と一般部門に分かれて開催される。Summit Circuitへの出場はAWS Summit Tokyoの会場で受け付ける。好成績を残すために、今からモデルのトレーニングをしておくとよいだろう。Summit Circuitを勝ち抜くと、10月中旬に仮想レースでアジア地区予選があり、最終的にはre:Inventで「Championship Cup」へと進出できる。

 なおAWS Summit TokyoではDeepRacerのワークショップも用意されている。席に制限があるため、興味があれば早めに申し込むほうがいいだろう。ワークショップに参加した流れで、Summit Circuitに挑戦するのもいいかもしれない。

 Summit Circuitは1台ずつ走行し、制限時間内(3分間)のベストラップで競う。なおDeepRacerリーグではマシンはAWSが提供するものを使う。つまりマイマシンの持ち込みは不可。リーグはメカで競うのではなく、機械学習で競うことを忘れてはならない。

 筆者は2019年のリーグも観戦したが、見た目はカーレースなのにドライバーが操縦するわけではないため、走行開始すると機械学習モデルが走行するので(機械学習モデルの)開発者はただ黙って見守るしかない。もし車両がコースアウトしたら、スタッフが拾ってスタートラインまで置いてあげるのだ。無理もない。DeepRacerは学習済みのトラックしか走れず、操縦はできないのだ。そんな世話の焼ける姿にかわいらしさも感じられてしまう。

 なおトラックは2019年にも使われたのと同じ形状となる。ただし逆回りとなるので注意が必要だ。2019年の方向だと、比較的緩やかなカーブが続き、最後にUターンしてフィニッシュだった。しかし2023年は逆回りなので、いきなりUターンから始まることになる。

 宇都宮氏は、「自分が作ったモデルで走行するDeepRacerの姿を見ると、愛おしく感じると思います。楽しみながらDeep Diveしてみてください。この先もっと機械学習のスキルやノウハウを高めたいのであれば、AWSには(オンラインのオンデマンドコース)Machine Learning UniversityやML Enablement Seriesもありますので、ぜひご活用ください」と話した。

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net

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