変化の速いモバイルアプリ、技術選定のポイントは?
──iOSもAndroidも技術の変遷のスピードに追随し、正しく選び取るのが大事なのですね。何かポイントはありますか?
和田:基本的には開発のスピードアップが見込めること、標準的な技術でキャッチアップしやすいこと、保守性が上がることなどのメリットが見込める場合は採用するようにしています。逆に学習コストや書き換えコストに対して得られるメリットが少ない技術は採用しない場合もあります。
──情報収集のためにどのようなところにアンテナを張っていますか?
田邉:Android公式のAndroid Developersの技術記事ですね。「Now in Android」は最新のアップデートがまとめられてます。あと日本のAndroidエンジニア有志が週次で発信している「AndroidDagashi」があり、チームで共有しています。
──開発チームの体制はどのようになっているのでしょうか?
田邉:普段の開発はAndroidエンジニアチームではなく、プロジェクトチームにエンジニアが企画から参加して実装まで進めていきます。各プロジェクトに2〜3人ほどで相互にレビューを行います。10年以上開発経験があるシニアレベルのエンジニアが多く、阿吽の呼吸で開発しています。
和田:平均何歳くらいですかね?
田邉:全社的には35歳くらいで、Androidチームも平均すれば同じくらいでしょうか。最近は若いメンバーも入ってくれて嬉しい限りです。TimeTreeには古いコードもたくさんあるので、新しいコードを書くときに、どの書き方をしたらいいか迷う場面も多いと思います。メンバーも増えてきたので、コード規約やlintなどを整えていくのはチームの課題のひとつです。
──仕事を通じて成長できたと感じるところはありますか?
田邉:サービスの最初から関わり、ユーザーさんがどんどん増え、フィードバックも増え、サービスの成長を一緒に感じることができています。また、素晴らしいエンジニアが新しく入ってくれているおかげで多方面の技術を吸収できるなど、成長できる環境だなと感じます。
和田:ユーザー規模、コード、チーム、どれもこれまで自分が関わったなかで最大規模なので、技術に限らず多くのことを学べたと感じています。また、スクラムマスターという新しい役割にもチャレンジすることができ、成長できる環境だと感じています。
──最後に読者にメッセージをお願いします。
田邉:多くのユーザーさんが使うサービスなので、自分が開発した機能へのフィードバックもすぐにいただけます。そうした声を聞きながらサービスをよりよくして行きたい方、ぜひTimeTreeで一緒に働きましょう。
和田:TimeTreeで身近な人との予定や世の中の予定とユーザーさんをつなぐことで、ユーザーさんの豊かな時間を作りたいと思っています。そのためにやれることは多くあり、長い道のりであるため、「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」ということわざにあるように、仲間と一緒に進んでいきたいと思っています。ユーザーさんの豊かな時間を作りたい方、TimeTreeで豊かな経験を重ねながら、一緒に進んでいきましょう。
TimeTreeでは一緒に働く仲間を募集しています!
Androidはもちろん、TimeTreeではBackendやiOSなど幅広くエンジニアを募集しています。本記事で興味を持たれた方はぜひTimeTree採用サイトからご応募ください。