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キーパーソンインタビュー

AIや統計の数式を解説する美少女VTuber「AIcia Solid Project」生みの親が語る、継続できるアウトプット活動とは?

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継続のコツは「合わなければすぐやめてもいい」

 VTuber活動に興味がある人に対して杉山氏は「やろうと思えば誰でもすぐ始められます。最近ならスマホ1つでVTuberになれるアプリもありますから。興味があれば、やってみましょう! 3日坊主でもいいと思います。VTuber に限らず、興味があることは何でも始めてみて、飽きたらどんどん辞めてしまえばいい。10個、20個と始めてみたら、何か1個くらい合うものが見つかります」と話す。何ごともアジャイルに。数多くトライすることも大事かもしれない。

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 今後について杉山氏は「引き続きデータ分析で難しいテーマがあれば、ここを見れば解決する場所にしていきたいです。私の投稿ペースより、AIの技術発展の方が速いので、なるべくペースを上げておいていかれないようにしたいです」とさらなるコンテンツ拡充を目指す。

 さらにもう少し活動の幅を広げようとも考えている。データサイエンティストというと「AI作っているんでしょう?」というイメージを持たれることが多いが、実際はもっと幅広い。

 例えば工場なら機械にセンサーを付けたり、職人さんと意見交換したり、あるいは野球ならボールの回転や肘の位置からいろんな分析をするとか。「とても面白いのに知られていないことはたくさんあるので、データサイエンティストの仕事の広さも伝えられるような企画もやってみたいです」と杉山氏。

 最後に読者へのメッセージとして杉山氏は次のように話す。「もし技術的な発信などに興味があるなら、気軽に始めてみるのが良いと思います。ただし目的の設定は重要です。例えば、バズりたいとか有名になりとかであれば、もっと他に効率良い方法があるでしょう。アウトプットしている場合ではありません。せっかくなら自分の勉強になるとか、誰かの役に立つようにとか、長い視点で自分の中から湧き上がる動機で設定するといいと思います。それが続けるコツです」

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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