Google Cloudは、4月19日、プレビュー版として公開されていた、フルマネージドインメモリサービス「Memorystore for Valkey」の一般提供を開始した。
Memorystore for Valkeyは、Google Cloud向けのフルマネージドValkey Clusterサービスで、100%オープンソースで提供されている。
今回の一般提供開始によって、99.99%の可用性SLAが保証されたMemorystore for Valkey上で、本番環境ワークロードを実行できるようになる。プライベートサービスコネクト、マルチVPCアクセス、リージョン間レプリケーションなどの機能も利用できる。
Memorystore for Valkeyは、Valkeyのバージョン 7.2および8.0をサポートしており、高いパフォーマンスを実現。マイクロ秒単位のレイテンシでMemorystore for Redis Clusterの最大2倍のクエリ/秒(QPS)を実現する。また、Valkey 8.0の最適化されたメモリ管理によって運用コストが削減できる。
Memorystore for ValkeyはRedis OSS 7.2 APIと互換性を持ち、移行が容易。Memorystore for Valkeyの詳細は、公式ドキュメントから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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