はじめに
大量のドキュメントの執筆作業を複数のメンバーで行うとき、各メンバーの文章表現にどうしても差が出ます。特に、直接ユーザーの目にとまるマニュアルなどは、用語、表現を統一することがとても重要です。
大量の翻訳マニュアルを作成するSun、Microsoftでは、翻訳作業の指針とする『日本語スタイルガイド』を公開しています。本稿では、それぞれの『日本語スタイルガイド』関連情報を紹介します(ガイドラインの内容はそれぞれをダウンロードしてご覧ください)。
Sunの日本語翻訳ガイドライン
Sunの翻訳ガイドラインについてまとめたページがあります。
スタイルガイドをダウンロードできます。
スタイルガイドは100ページにおよびますが、4ページにまとめたクイックリファレンスを、翻訳プロジェクトのReiko Saitoさんのブログからダウンロードできます。右側の「リンク」からダウンロードしてください。
カタカナ語表現に迷うときは、用語集で検索しましょう。
SunGlossの利用にはユーザー登録が必要です。
「Sun Gloss」の利用方法
Sun Glossの利用方法を簡単に説明します。Login Sun Globalization Portalを開いてください。
「If you are a new user you can register here」からユーザー登録を行います。ここでは登録が済んだものとして話を進めます。ユーザーIdとパスワードを入力し、「Submit」ボタンをクリックしてください。
「Searching」の「Search for Term」をクリックしてください。検索画面が開きます。
検索したい用語の英語名を「Search for」に入力し、「Source Language」で「English (en-US)」を選択、「Target Languages」で「Japanese (ja-JP)」を選択、下部の「Start to Search」ボタンをクリックしてください。検索結果画面が開きます。
検索結果から目的の用語を探し、表現の統一を行ってください。
作成中のドキュメント内に誤った表現を見つけたら、その誤った表現で全文検索をかけ、ひとつひとつ置換していきましょう。