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ASP.NET MVCフレームワーク 正式版 入門

ASP.NET MVCで認証、テスト、フィルタ機能、AJAXを活用しよう

ASP.NET MVCフレームワーク 正式版 入門(3)

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 本稿は昨年公開された「もう一つのASP.NET “ASP.NET MVC”を知る(後編)」をRTW対応させ、内容を再構築したものです。今回は認証、テスト、フィルタ機能、AJAXの活用方法について解説します。前回、前々回の内容と併せて、ASP.NET MVCに興味がある方は是非参考にしてください。

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はじめに

 前回は、ASP.NET MVCアプリケーションの基本的な構築方法について解説しました。今回は、認証、テスト、フィルタ機能、AJAXの活用方法について解説します。それぞれ実用的で非常に優れている機能なので、しっかりと理解しましょう。

必要な環境

 次の環境が必要です。

  • Visual Studio 2008
  • Visual Studio 2008 SP1
  • ASP.NET MVC RTW版

 Visual Studio 2008(以下、VS2008)のインストールは、『Visual Studio 2008入門 第1回』を参考に行ってください。

 VS2008 SP1のインストールは『簡単なデータ編集はお任せ! ASP.NET Dynamic Dataアプリケーション』を参考に行ってください。

 ASP.NET MVC RTW(Release To Web)は、マイクロソフトダウンロードセンターからダウンロードできます。インストールはウィザードに従って進めるだけです。

今回触れる部分

 今回触れるのは、以下の部分です。ASP.NET MVCの基本的な知識については、第1回の内容も合わせて参照ください。

  • フィルタ機能
  • ASP.NET MVCにおけるテスト
  • ASP.NET MVCにおけるAJAX

フィルタ機能

 ASP.NET MVCでは、フィルタ属性と呼ばれる機能があります。Controllerの呼び出しの前後に宣言されたフィルタ属性のコードを適用できるのが特徴で、大きく分けて4種類のフィルタがあります。

  1. 認証による閲覧制御を行うAuthorizeフィルタ
  2. ASP.NETのOutputCacheを利用したフィルタ
  3. リクエスト時にエラーが発生した場合のHandleErrorフィルタ
  4. ActionFilterAttributeをオーバーライドして作成する独自のフィルタ

 これらのフィルタはControllerクラス自身か、Controllerクラスのメソッドに対して、属性クラスとして適用できます。それぞれを活用することで、より開発効率を向上できます。

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Authorizeフィルタ

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト ナオキ(ナオキ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/4256 2009/09/08 14:00

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