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Windows Azure Storageを利用したアプリケーションの作成(準備編)

Windows Azureで作成するアプリケーションの基礎(3)

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2009/09/11 14:00
目次

Windows Azure Storageがサポートするストレージ

 Windows Azure Storageは、次の3つのストレージをサポートしています。

Windows Azure Storageがサポートするストレージ
ストレージ 用途 構造
ブロブ データ保存 バイナリデータを保存。ファイルシステムのようなシンプルな構造。
テーブル データ保存 非リレーショナルの表形式でデータを保存。エンティティとプロパティで構成。
キュー メッセージ交換 非同期のメッセージ交換のために使用。

 表から分かるように、各ストレージは用途やデータ構造に違いがあります。ブロブとテーブルはデータ保存のために使用し、キューはメッセージ交換のために使用します。

 それぞれのストレージの詳細について説明する前に、まず、どのストレージにアクセスする場合にも関係する共通の概念である、アカウントについて説明しておきましょう。

 このアカウントとは、第2回でも紹介したAzure Services Developer Portalにサインインするためのユーザーアカウントとは異なるもので、ストレージアカウントとも呼ばれます(以降、ストレージアカウントと呼びます)。現在のCTP版では、1ユーザーアカウントに対して2つまでストレージアカウントを作成することができます。ストレージアカウントの実際の取得方法については、後ほど解説します。

 ストレージアカウントには、Windows Azureクラウド上で一意となる名前を付けます。この一意となるストレージアカウントをURIパスの一部に含めることにより、各ストレージの固有のURIが定まります。このURIのことをエンドポイントと呼びます。

ストレージアカウントの概念図
ストレージアカウントの概念図

 それでは、各ストレージの特徴や構造について、もう少し詳しく見てみましょう。


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連載:Windows Azureで作成するアプリケーションの基礎

著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

  • WINGSプロジェクト 土井 毅(ドイ ツヨシ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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