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Windows Azure新機能チュートリアル

Windows Azureの運用/デバッグを効率化する リモートデスクトップ

Windows Azure新機能チュートリアル(1)

証明書の配置

 Windows Azure管理ポータルからHosted Service画面を開きます。[Certificate]を選択し、[Add Certificate]ボタンをクリックします。アップロードダイアログ表示されるので、先ほどエクスポートした証明を選択し、パスワードを入力し、[Create]ボタンをクリックすれば証明書の配置は完了です(図13)。

図13 証明書の追加
図13 証明書の追加

 証明書の配置が完了するとWindows Azure Tools証明書が確認できます(図14)。

図14 証明書の確認
図14 証明書の確認

 中断していたリモートデスクトップ構成ダイアログに戻り、[OK]ボタンをクリックします。プロジェクトの配置ダイアログに戻るため、Windows Azure上に配置します(図15)。

図15 Windows Azure上で配置
図15 Windows Azure上で配置

管理ポータルからWidows Azureインスタンスへリモートデスクトップ接続

 ここから管理ポータルを通してインスタンスへリモートデスクトップ接続する手順を説明します。

 図16は配置完了時の画面です。上部にリモートデスクトップを操作するリボンが表示されます。

図16 配置後の管理画面
図16 配置後の管理画面

 リボンの各ボタンの意味は以下の通りです。

ボタンの役割
ボタン 内容
Enable ロールを選択したときに有効になります。ロール毎にリモートデスクトップ接続の有効/無効を切り替えます。
Configure ロールを選択したときに有効となります。ロール毎にリモートデスクトップ接続の設定変更をします。
Connect インスタンスを選択したときに有効になります。選択したインスタンスにリモートデスクトップ接続します。

 接続するためには、接続したい任意のインスタンスを選択し、[Connect]ボタンをクリックします(図17)。

図17 配置後の管理画面
図17 配置後の管理画面

 リモートデスクトップ接続設定ファイルをダウンロードする画面が表示されるため、[開く]ボタンをクリックします(図18)。Internet Explorerの設定によってはセキュリティ警告画面が表示されますが、[許可する]ボタンをクリックして継続してください。

図18 ファイルのダウンロードダイアログ
図18 ファイルのダウンロードダイアログ

 リモートデスクトップ接続の発行先を認識できない旨の警告画面が表示されますが、[接続]をクリックします(図19)。

図19 発行元を識別できない警告画面
図19 発行元を識別できない警告画面

 資格情報入力画面が表示されます。先の手順で設定したユーザー名とパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします(図20)。

図20 資格情報入力画面
図20 資格情報入力画面

 リモートデスクトップ接続先の証明書を認証できない旨の警告画面が表示されますが、[はい]をクリックします(図21)。

図21 セキュリティ証明書の警告画面
図21 セキュリティ証明書の警告画面

 接続が成功するとデスクトップ画面が表示されます。下図は、接続後にコンピュータのシステムプロパティを表示した例です(図22)。

図22 リモートデスクトップ接続後の画面
図22 リモートデスクトップ接続後の画面

 今回の手順では、WebロールとWorkerロールそれぞれ2インスタンスずつ配置しました。それぞれのロールインスタンスにリモートデスクトップ接続して、複数のインスタンスに接続できることを確認してみてください。

コマンドラインでの証明書作成

 前述した手順では、Visual Studioで証明書を作成する方法を紹介しましたが、コマンドラインで証明書を作成する方法を紹介します。

 Visual Studio 2010コマンドプロンプトを管理者権限で開き、リスト2を実行します。これにより、X.509 証明書ファイル(CER)および秘密キーを含んだPVKファイルが生成されます。途中、秘密キーの設定および入力を促すダイアログが表示されますが、すべて同じパスワードを入力します。また、CN=以降に証明書の名前を設定しますが、任意の名前で構いません。

リスト2 証明書の作成
makecert -r -pe -a sha1 -n "CN=RDP Certificate" -len 2048 -sy 24 -sky exchange -sv rdp.pvk rdp.cer

 証明書ファイルとPVKファイルを入力として、PFX形式(Personal Information Exchange)の証明書を作成します(リスト3)。

リスト3 PFX形式証明書の作成
pvk2pfx -pvk rdp.pvk -spc rdp.cer -pfx rdp.pfx -pi "秘密キーパスワード" 

 作成したPFX形式の証明書ファイルを現在のユーザーの個人証明書ストアに格納します(リスト4)。セキュリティの警告画面が表示されますが、[はい]ボタンをクリックして証明書をインストールします。

リスト4 証明書のインポート
certutil -user -p "秘密キーパスワード" -importPFX rdp.pfx

 ここで作成したPFX形式の証明書は、前述した手順と同様に、管理ポータルから配置します。

次のページ
リモートデスクトップ接続の設定

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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